ライブレポート♪

2018年07月18日(水) New!

倉木麻衣、『京都市政PR動画』エキストラオーディションに出席!!

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 京都市は7/16(月)に、『京都市政PR動画』に出演するボランティアエキストラオーディションを開催した。動画には、「渡月橋 ~君 想ふ~」で京都を舞台にした楽曲を歌唱し、昨年紅白歌合戦に出場したほか、京都学生祭典への参加、京都観光おもてなし大使就任など、京都と縁が深い倉木麻衣の出演も決定している。
 今回、オーディションが行われた会場は京都市国際交流会館。1次選考(書類審査)を通過した40名が参加し、小学生や高校生、大学生や社会人など老若男女の多彩な顔ぶれが集まった。この日のオーディションには、なんと東京から倉木本人が飛び入り参加で出席。「みなさんのことが気になって来ちゃいました」と興味津々な様子だ。
 オーディションは4名1組のグループ形式でスタートした。京都市への想いやエキストラ参加への意気込みなど、参加者それぞれが思い思いにアピールした。オーディション中は、参加者の熱意に押され、「京都で一番好きなスポットはどこですか?」「京都ならではの魅力や伝えたいことはありますか?」と、ついつい倉木から参加者に直接質問する場面があった。
 また、ある参加者は、「倉木さんと共演したい」という強い想いを胸に、なんとこの日のために広島県から参加。憧れの倉木に対面した感激から言葉が詰まってしまうも、倉木本人の「頑張って!」という一言で、自身の想いを伝えることができたという心温まるシーンも見られた。

 2時間にわたるオーディションが終了すると、参加者全員が会場に集合、いよいよ結果発表へ。参加者一同はみな緊張した面持ちで合否の結果を待つ重苦しい雰囲気に。と、その時倉木から驚きの一言が!
「全員合格じゃダメですか?」
 この突然のリクエストに動揺するも、審査員である京都市職員が一言、「ぜ、全員合格です!」…とまさかの全員合格宣言。一瞬、会場は驚きと困惑に包まれたが、次第に喜びに変わり、笑顔で全員が全員に拍手するという前代未聞の展開となった。そんなハッピーなムードに包まれながら、最後は全員で記念撮影。動画撮影に向け士気を高め、この日のオーディションが終了した。
 なお、『京都市政PR動画』は9月にオンエアされる予定。以下、倉木麻衣、及び参加者のコメントをお届する。

☆倉木麻衣コメント
「参加者みなさんの熱意がとても伝わって感動しました。
今回、審査員ではなかったのですが、思わず「全員合格じゃダメですか?」と言っちゃいました。
ぜひ一緒に良い作品を創れたらと思います。今から動画の完成が楽しみです!」

☆オーディション参加者コメント
「出席予定とは聞いていましたが、まさかまさか!倉木さんが会場にいらっしゃるなんてビックリしました。緊張しすぎて、頭が真っ白になりました」
「とにかくオーディション会場が豪華すぎて、京都市さんはやっぱり違うなと思いました」
「合格できてとにかく嬉しいです!役柄はまだ決まっていませんが、今から役作りを始めます!(笑)」
「倉木さんにお会いできたし、オーディションも合格もできたし大満足です!京都市と倉木さんを改めて好きになりました」

倉木麻衣OFFICIAL WEBSITE
http://www.mai-kuraki.com


2018年07月12日(木)

ソロデビュー15周年!! 5thシングル「真夏の残響 / 今夜、ノスタルジアで」 CDリリース記念ミニライブ 開催!!! イベント前には、DAIGOの育った街〝下北沢〟で 原点回帰のCK!!

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DAIGO☆STARDUSTとしてメジャーデビューを果たしてから、今年で15年を迎えるDAIGO。15周年を記念してGLAYのTAKUROによって書き下ろされた2曲が収録された、5thシングル「真夏の残響 / 今夜、ノスタルジアで」を本日7月11日にリリースした。

今までのDAIGOのイメージを良い意味で裏切るような歌を歌って欲しいというTAKUROの想いも詰まった斬新な仕上がりになっており、さらに、TAKUROと共にHISASHIもギターとして参加し、アニバーサリーに相応しい15周年シングルとなっている。

そして、リリース日当日にはお台場 ヴィーナスフォート2F教会広場にて発売を記念したミニライブを開催。平日にも関わらず、会場には約800人ものファンやDAIGOを一目見ようと集まった人であふれ、イベント開始前から場内は賑わいを見せていた。

17:30、DAIGOが、ステージの正面扉より登場!
大きな歓声に包まれる中、今回のシングルから「真夏の残響」「今夜、ノスタルジアで」の2曲を熱唱した。
そしてトークでは、25歳でデビューして40歳になりました。皆さんに伝えておきたい言葉がありますと、DAI語で「JHA」、「15周年 本当に ありがとう!」そして、自分にも言いたい気持ちがあります「JHO」、「15周年 本当に おめでとう!」と感謝の気持ちを伝えた。

今回、「今夜、ノスタルジアで」のMVでは、DAIGOの育った街〝下北沢〟を舞台にDAIGO自身が、チラシを配っても受け取ってもらえない、演奏しても立ち止まってくれない、しがない40歳のストリートミュージシャンを演じ、TAKUROも、さすらいのギタリストとして共演。このMVにちなんで、イベント前にはサプライズでDAIGOの育った街〝下北沢〟にて、原点回帰のCK(=チラシ配り)を行い、街行く老若男女に1枚ずつ丁寧にチラシを配り歩いた。
チラシを受け取った街行く人たちは、いきなりのDAIGOの出現に戸惑いながらも興奮した様子でチラシを受け取っていた。

そして、来週7月21日(土)には、中野サンプラザホールで行われる、ソロデビュー15周年ライブ【DAIGO VS DAIGO☆STARDUST】を控えているDAIGO。
このライブに“Being Legend応援 Guestとして、森友嵐士(T-BOLAN)、大黒摩季、倉木麻衣の出演が発表された。

40代になった今だからこそ表現できる歌を、ソロの時はソロでしかできないことをテーマに、これからも色々なことにチャレンジし、歌い続けていくDAIGOから今後も目が離せない!


●INFORMATION●

<RELEASE>
DAIGO 5th Single「真夏の残響 / 今夜、ノスタルジアで」
2018年7月11日Release!!

◇初回限定盤A
価格:¥1,800(税込)
【収録曲】
M1. 真夏の残響
M2. 今夜、ノスタルジアで
M3. 真夏の残響 ~Karaoke~
【特典DVD】
「真夏の残響」Music Clip+Music Clip Off Shot

◇初回限定盤B
価格:¥1,800(税込)
【収録曲】
M1. 今夜、ノスタルジアで
M2. 真夏の残響
M3. 今夜、ノスタルジアで ~Karaoke~
【特典DVD】
「今夜、ノスタルジアで」Music Clip+Music Clip Off Shot

◇通常盤
価格:¥1,000(税込)
【収録曲】
M1. 真夏の残響
M2. 今夜、ノスタルジアで
【封入特典】
※初回生産分のみ「DAIGOカード(全4種の内ランダムで1枚封入)」

 <全形態共通特典>※連動特典応募用ID封入  


<LIVE>
ソロデビュー15周年記念ライブ【DAIGO VS DAIGO☆STARDUST】開催決定!!
さらに“Being Legend 応援 Guest”の出演も決定!

日程:2018年7月21日(土)
開場16:30/開演17:30
会場:中野サンプラザホール
Being Legend 応援 Guest:森友嵐士(T-BOLAN)、大黒摩季、倉木麻衣(順不同)

■Total Information
DAIGO Official Site http://daigo-official.net
BREAKERZ Official Site http://breakerz-web.net/
BREAKERZ Official Twitter:@BRZofficial0725 http://twitter.com/BRZofficial0725
BREAKERZ Official Facebook:http://www.facebook.com/breakerz.official


2018年07月11日(水)

7月10日(火) インディーズデビュー30周年の記念ライブここから新たなバンドの歴史が始まる・・・ 「約23年ぶりの全国ツアー(計23本)決定!」 「T-BOLAN×サイボーグ009、コラボレーション決定!」

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4人組ロックバンドのT-BOLANが7月10日(火)、東京・中野サンプラザで「30th Anniversary LIVE『the Best』~励~」を行った。
1988年7月22日、前身の「BOLAN」としてインディーズレーベル「YEAH」からEP「I WAITED FOR A TIME」をリリースし、インディーズデビューして今年で30周年。さらに7月10日は、1991年に「悲しみが痛いよ」でメジャーデビューした記念日だ。1994年3月19日の「LOOZ」ツアー以来の公演にもなった中野サンプラザは、開演前から約2000人の期待にあふれていた。
純白の紗幕に覆い隠されたステージ。場内が暗転すると、ノイジーなスチール音が鳴り響くと同時に、ステージを覆い隠した純白の紗幕にグリーン、オレンジ、マゼンタ、そしてターコイズブルーのカラフルな彩りが加わる。
「励(レイ)」
コンサートタイトルにもなった一文字が映し出され、ボーカル森友嵐士の「いくぜー!」の声とともに、会場のボルテージも一気に上がった。青木和義の印象的なドラムで始まる「Only Lonely Crazy Heart」でスタート。ステージデザインは普段は「黒」が基調ののイメージが強いが、この日は「白」に統一されていた。森友は「今夜が、俺たちとみんなとの第二章の始まりの日。またみんなと始まりを共できることが何より嬉しい」と話し、新たな幕開けを予感させた。
大ヒット曲「マリア」を歌い終えると、9曲目は「あこがれていた大人になりたくて」。ブルースロックを感じさせるこの曲のイントロは、ギターの五味孝氏とサポートベースの人時だけのセッションだ。すると、1階席の後方ドアが突然開き、森友と青木が登場。サプライズ演出に目を奪われる中、パフォーマンスを終えると、森友が呼びかけた。「皆さんおまちかね。奇跡の男、上野博文!」。大歓声の中、上野が手を振りながら登場し「ヒロフミー!」コールに「ありがとう!」と応えた。「Happiness」「刹那さを消せやしない」「Lovin’ you」「遠い恋のリフレイン」、そして「悲しみが痛いよ」「離したくはない」を上野もともに演奏。2015年にくも膜下出血で倒れた上野だが、リハビリの甲斐もあって、6曲に参加できるまでになった。
上野はアンコールの2曲にも参加。この日、会場限定で販売された最新曲「Re:I」を初披露した。コラボレーションが決まった、生誕80周年の漫画家・石ノ森章太郎の「サイボーグ009」のキャラクターも登場するミュージックビデオが流れる中、パワフルなサウンドを響かせた。
森友は今回のタイトル「励」について「励ますって、一方通行ではないなって。上野を励ますつもりで、僕らが逆に力をもらったり。それをまた周りで見てる人たちも勇気をもらったり。励ますっていう力はすごいエネルギーがあって、すばらしいと上野の生還を通じて改めて感じた。バンドって家族みたいなもの。励まし合う力、そこから復活が導き出された気がして、このタイトルになった。俺たちだけじゃなくて、みんなとのエネルギーの交換でもある。今夜、その始まりの日だと、そんな風に思ってます」。
さらに新曲については「この『Re:I』って曲は、お前(上野)のための曲なんだよ。いろいろ曲作りする中で、その中心には上野への思いがあった。俺たちだけじゃなくて、ここにいる全員がロックンロールスターという思いで、そこに行こうぜ!という曲。またここから愛し合っていこうぜ!」と意図を明かした。
この日の森友は上野だけではなく、MCでメンバーへの熱い思いや感謝を次々と語るシーンも象徴的だった。
青木に対しては「太陽みたいなヤツ。最初に会ったのは藤沢の駅のホーム。若い頃は対バンライブをやったりして、凹むときもあった。正面向いて歌うのがつらいときもあったんだけど、振り返って青木を見ると、パワーが充電できる。音だけじゃないんだな、俺たちの関係って」
五味に対しては「94年くらいかな? 同じ曲をずっと1年間スタジオで歌い続けたことがあった。来る日も来る日も、思うよう歌えなくて納得がいかなくて…。そんなとき、何も言わずにずっと横にいてくれたのはこいつ(五味)で。こんなこと言ったことないけど…。五味、ありがとな」。
30年の思いが詰まっていた。
再び動きだし、新たな魅力も見いだしたT-BOLAN。それを全国に伝えにいく旅路も決まった。9月19日(土)の埼玉・東松山市民文化センターを皮切りに、全国23都市でライブを行うことが決まった。全国ツアーは実に23年ぶり。森友は「これからどんどん動いていく。ついてこいよ! みんなの街で待ってて。よろしく!」。五味は熱さたっぷりに「(森友)嵐士が(のどの)不調で歌えなくなったところから、また歌える奇跡が起きた。上野が倒れて、またそこから奇跡が起きた。あとはバンドとして奇跡を起こすのみ。ツアーもあるけれど、アリーナでやるまで辞めないからな。よろしく!」。
また、T-BOLANから目を離せなくなる日常が、始まりそうだ。

[SET LIST]
1.Only Lonely Crazy Heart
2.悪魔の魅力
3.Bye For Now
4.おさえきれないこの気持ち
5.LOVE
6.じれったい愛
7.わがままに抱き合えたなら
8.マリア
9.あこがれていた大人になりたくて
10.Happiness
11.刹那さを消せしない
12.Lovin' you
13.遠い恋のリフレイン
14.悲しみが痛いよ
15.離したくはない
16.愛のために 愛の中で
17.SHAKE IT
18.傷だらけを抱きしめて
19.My life is My way
(ENCORE)
1.Re:I(新曲)
2.Heart of Gold

■T-BOLAN 30th Anniversary LIVE Tour 「the Best」~励~
約23年ぶりとなる本格的な全国ツアーが決定。
9月19日(土)、埼玉・東松山市民文化センターを皮切りに、全23公演。これまでに訪れたことのない地域も含まれており、初めてT-BOLANのライブを体感するファンも多くいることだろう。
90年代に成しえなかった日本全国、全県でのライブ開催という目標に向け、秋以降、T-BOLANはギアを上げて加速する。
http://www.beinggiza.com/zain/t-bolan/#the_best_rei

■T-BOLAN×サイボーグ009
2018年、インディーズデビューから30周年を迎えたT-BOLAN。同じ年、生誕80周年を迎える日本を代表する漫画家・石ノ森章太郎。
T-BOLANのメンバーも、多感な時期に様々な石ノ森作品に触れた世代。
今年初め、たまたま知り合った両社のスタッフ間で、共に周年というタイミング「何かご一緒出来ないか?」という話し合いの場が幾度となく重ねられる中、森友は『サイボーグ009』の原作本を読みかえしてみると、俺たちと共通する点が多い・・・。「009の仲間・チームで助け、励まし合う姿が、T-BOLANとリンクする。自分が歌えなくなった時、上野が倒れた時・・・、互いに励まし合ってきたじゃないか? T-BOLANとサイボーグ009。新曲のテーマに通ずる点もある。ここから何かを創りあげていきたい。」
そんな想いから、本日初公開された、新曲「励」のミュージックビデオにも、サイボーグ009とコラボレーションする瞬間が入っているなど、今後、両者の間で様々なコラボレーションを予定している。

T-BOLAN オフィシャルホームページ
http://www.beinggiza.com/zain/t-bolan


2018年07月11日(水)

「AKIHIDE MUSIC THEATER -Electric Wonderland-」 @マイナビBLITZ赤坂 2018.7.5 LIVE REPORT

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6月20日にソロとしては6枚目にあたるニューアルバム『機械仕掛けの遊園地 -Electric Wonderland-』をリリースしたBREAKERZのギタリスト・AKIHIDEが、自身の誕生日にあたる7月5日にマイナビBLITZ赤坂にて「AKIHIDE MUSIC THEATER -Electric Wonderland-」を開催した。
ちょうど2年前の誕生日に行ったライブ「AKIHIDE MUSIC THEATER 想い出プラネタリウム」で披露した「プラネタリウム」と「Wonderland」から新たな作品への構想が始まり、その後に行った「AKIHIDE Premium Night Show 月の舟」、そして昨年9月から四季をテーマに秋、冬、春、夏と開催してきた「AKIHIDE SEASON LIVE 2017-2018」で、まだ作品化していない楽曲たちを披露しながらビルドアップしていき、1つにまとめ上げ、新作の完成へと繋げていった。これまでよりもじっくりと時間を掛け、新たな発見もある中でより作品と向き合いながら完成させた新作は、ギターと唄、そしてストーリーや作画を自ら手がけた120ページに及ぶ絵本で紡いだ、彼のマルチラテラルな才能を注ぎ込んだ作品になっている。多彩なサウンドアプローチによって感性が刺激される楽曲たちと、現実社会や人生への問題提起をはらみつつもファンタジックな世界へと引き込んでいく絵本によって、非日常へと誘っていく。そんな作品の世界観を体現すべく、今回のライブが開催されたのだ。SEASON LIVEの集大成とも位置づけられたスペシャルな一夜となったライブの模様をレポートした。

まことしやかに“雨男”の異名を取るAKIHIDEの本領発揮か!?と心配された雨雲も去り、空が明るさを取り戻した赤坂周辺は、開場の17時半よりも前から多くのファンで賑わっていた。ライブ開始は19時。少し早めの開場となったのは、彼がこれまでに創作してきた数々の作品を展示したアート展が館内で開催されるからだ。こうしたアート展は、2年前にEX THEATER ROPPONGIで開催した「想い出プラネタリウム」の時以来2度目となる。館内には、記念撮影が行えるニューアルバムのジャケット写真のセットの再現や、絵本の原画の一部、アルバムが出来上がるまでの制作風景を捉えたメイキングPHOTO、構想やアイデアをメモした手書きノートの実物など、クリエイターとしての類い稀なる才能に加え、緻密さや実直さ、作品に対する彼の深い思い入れが感じ取れる空間が広がっていた。また2日後に控えた七夕にちなんで、会場に展示された「願いの樹」に願い事を書いて飾るというファン参加型の企画も行われた。AKIHIDEを始めバンドメンバーや、絵本の主人公であるお化けロボットのフィーリーや、その大切な存在となるリスのアリスの願いも飾られるなど盛り沢山の内容で満喫させてもらった後は、いよいよお待ちかねのライブの幕開けだ。

定刻の19時になると突然暗転。時計の秒針が刻一刻と時を刻む音が鳴り、まるで時空をタイムトリップするようなスペーシーなSEが場内を包み込む中、下手からバンドメンバーが姿を現した。少し間をおいてAKIHIDEが登場。ステージ中央に到着したところで、絵本冒頭の一節を朗読し始めた。そして「ようこそ! Electric Wonderlandへ。」と言って放たれたオープニングナンバーは、CD同様「プラネタリウム」だ。エレクトリカルなアプローチでありながら、ライブでは一音一音にプレイヤーの息吹が感じられるような、よりヒューマンな演奏で魅了してくれた。
「音の魔法を操る素敵なミュージシャンと一緒に、その深く深くへと旅していきましょう。さあ不思議な時間の始まりです。」
そう静かな口調で語り、2曲目もニューウェーブの要素が強調されたナンバー「Wonderland」を披露。曲中で早くもメンバー紹介を挟み、ミュージシャンたちに敬意を払うといった、いかにもAKIHIDEらしい懇切さを窺わせた。
続いては、「春に舞う綿毛の弾むような気持ちを込めた楽曲です。」と紹介された「タンポポ」。高音から低音まで奥行きのある音色を饒舌にアコギで奏でていく。ソロパートでは各人が超絶テクニックでオーディエンスを虜にしていった。
ここで再びAKIHIDEがストーリーテラーとなり、絵本の世界へと導いていく。このように、この日のライブは曲間でAKIHIDEのナビゲートを挟みつつ、音の旅を進行させていった。殺伐とした物憂げな世界観を複雑な構成や変拍子を組み込んだサウンドで構築した「砂の海」、ガットギターの切なくも温かな音色と優しい歌声が心を揺さぶった「ブリキの花」、独特な雰囲気を纏ったアダルトなナンバー「月夜のララバイ」ではウッドベース、ピアノ、アコギ、ソプラノサックスへと、凄まじい高速フレーズのソロの応酬を繰り広げ、場内をひと際湧き立たせた。終始絶妙な音量バランスと、安定したリズム、計算し尽くされたフレージングで支える城戸絋志のドラムも素晴らしい。
次の「月の舟」はAKIHIDEが1人残り、アコギの独奏を届けてくれた。力強くつま弾かれた弦の響きが何とも心地よい包容力を醸し出し、オーディエンスはみな自然と音に身を委ねている様子だった。続く「Namida」は、小林岳五郎の豊潤なピアノと、AKIHIDEの柔らかなガットギターの音色のみのアレンジで披露。2人の美しい音像がいつまでも胸を締め付ける名演だった。
中盤を迎え、メンバー全員がステージに戻り届けられたのは「風の歌」。サックス奏者の中村尚平が奏でる情緒豊かなフルートの音色、アルコ奏法で届けられた砂山“Sunapanng”淳一の卓越したウッドベースソロ、風が吹く様子をストラトで巧みに表現したAKIHIDEのギターテクニックと、ブラボーなプレイが次から次へと繰り出されていく。この日最も激しさを増した「瓦礫の王様」でも各人のテクニックがステージを彩り、それぞれの個性を浮かび上がらせた。そして、ニューアルバムを象徴する1曲とも言えるヴォーカルナンバー「Ghost」をドロップ。サウンド、歌詞、歌声が三位一体となり、表現者としてのさらなる進化を感じさせてくれた。
さあ、ここでスペシャルゲスト、奇跡の歌声と称される注目のシンガー蓮花が呼び込まれた。絵本に登場する天上の声を持ったキャラクター“時計姫”のイメージに合うとAKIHIDEからのオファーを受け、アルバムの1曲「My Little Clock」のヴォーカルを彼女が務めている。この日も、ポリリズムを多用した複雑なサウンドの中で、清らかに響き渡る見事な歌声を聴かせてくれた。さらにもう1曲、『天空の城ラピュタ』の主題歌「君をのせて」を蓮花のヴォーカルによりカバー。旅情感溢れる演奏と、伸びのある歌声ですっかりフロアを掌握した。堂々たるステージングで花を添えた蓮花の今後にも期待したい。
本編残すところ2曲となり、シーズンライブでもお馴染みの人気曲「朝顔のマーチ」が登場。オーディエンスの息のあったクラップで一体感を増し、ドラムとベースのシャレた掛け合いも楽しかった。そしてラストはCDでも最後に収録されている「夕凪のパレード」だ。MCでは、
「僕は夕焼けを見るのが好きです。それは決して同じ夕焼けが二度と見れないからかもしれません。綺麗だなと夕焼けを眺め、目を閉じ、また開いた時には夕焼けはオレンジから深い紫に、そして夜の黒へと色を変えていきます。僕達は色んなものを手にしては失くしていきます。でも何かを失くす事で手に入れたものやその景色を奇跡と感じられる事が出来るのであれば、失くす事もまた奇跡の1つなのかもしれません。今日のこの素敵な時間も終わっていきます。この瞬間、皆さんと出会えた奇跡を大切に、感謝の思いを噛み締めながら次の楽曲を送りたいと思います。皆さんにとってまた素敵な朝日が昇ってくることを願って。」と彼らしいメッセージを届け、開放感に満ちた癒しのナンバーで本編を締め括った。

アンコールは、バンドメンバー&スタッフからのサプライズでAKIHIDEの誕生日を歌とケーキで祝う場面から。AKIHIDEは「聴いてくださる皆さんが居るからこそ色んな音楽に挑戦でき、今作も全身全霊を尽くして作ることができました。誕生日というのは僕にとってお祝いしてもらうというよりも、応援してくださる皆さんに感謝すべき日なのかなと改めて思いました。本当にありがとうございます。」と、心からの謝意を表した。
そして、七夕にちなんで「星祭りの夜に」、ソロライブの定番曲「黒猫のTango」の2曲をインプロビゼーションをふんだんに盛り込みながら届け、およそ2時間半にわたるライブは華々しくエンディングを迎えた。
出演者全員での挨拶の後、1人残ったAKIHIDEは再び絵本を取り出し、「最後に1つ歌を送らせていただきたいと思います。」と告げ、物語のラストに登場する「おやすみの歌」を大切に読み上げ、晴れやかな笑顔を咲かせながらステージを後にした。

ニューアルバムに添えられた絵本は、棄てられた遊園地にひとり残されたお化けロボットのフィーリーが、“大切な想い出と新しい自分に出会う物語”だ。今日のライブも同様に、ある人は郷愁を、ある人はまだ見ぬ明日への希望を、彼らの素晴らしい演奏によってそれぞれの胸に宿らせたことだろう。そしてこの感動をタネに、AKIHIDEはまた次の作品の花を咲かせてくれるに違いない。
音、コトバ、絵、歌声……自身の持つ様々なクリエイト能力をさらに磨き上げ、「ジャンル=AKIHIDE」とも言うべきブルーオーシャンな道をこれからも意欲的に切り開いていって欲しい。

Text:music freak magazine編集部
Photo:達川 範一(Being)

「AKIHIDE MUSIC THEATER -Electric Wonderland-」
2018.7.5@マイナビBLITZ赤坂 セットリスト


1. プラネタリウム
2. Wonderland
3. タンポポ
4. 砂の海
5. ブリキの花
6. 月夜のララバイ
7. 月の舟
8. Namida
9. 風の歌
10. 瓦礫の王様
11. Ghost
12. My Little Clock ※Vo.蓮花
13. 君をのせて(カバー) ※Vo.蓮花
14. 朝顔のマーチ
15. 夕凪のパレード

※アンコール
en.1 星祭りの夜に
en.2 黒猫のTango


2018年06月20日(水)

大阪から新世代ロックの熱波襲来! 「関西ネオロック~お好み音楽焼き大演会~」ライブレポート 

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2018年6月17日、大阪・堂島リバーフォーラムにてライブイベント「DFT presents 関西ネオロック〜お好み音楽焼き大演会〜」が開催された。
DFT(= Dojima Forum Team)とは、多目的ホール「堂島リバーフォーラム」を拠点に、ここから新しい関西の音楽ムーブメントを立ち上げようとするチームの総称である。
登場したのは、Qyoto(キョウト)、砂糖ココアとHinawa銃(サトウココアトヒナワジュウ)、dps(ディーピーエス)、CROSS LORD(クロスロード)の4組のロックバンド。いずれも20代前半のメンバーを中心とした新進気鋭のバンド達。知名度こそまだまだだが、その実力を知らしめようと、この無料ライブに挑戦した。
開演前からキャパシティー1,000名を越す堂島リバーフォーラムに相当のオーディエンスが集まっていた。スクリーンには白色のDFTのロゴ・マーク。四つ打ちのSEに乗って登場したのはMC担当、車谷啓介(from Sensation/彼はサポート・ドラマーとしてCROSS LORDと砂糖ココアとHinawa銃に参加)音楽愛に溢れたMCで今回のイベントの主旨を紹介。関西の新しいロック・イベントの始まりを宣言した。

トップバッターは、平均年齢20歳の次世代ロックバンド、CROSS LORD(クロスロード)。『Walk across』に乗せてゆっくりと登場したかと思いきや『Talking Pain』のイントロリフから極上のスピードで畳みかけるようにオーディエンスを煽っていく。幅広いジャンルを吸収したサウンドとグッドメロディーに次世代に刺さる詞世界、そしてギターヴォーカル・Motokiの声を武器に今後のミュージックシーンに宣戦布告する様は、今後の活躍が非常に楽しみになるバンドだ。

続いての登場は、70年代ロックの流れを感じさせる4人組、dps(ディーピーエス)。いきなりハードに攻める『暇つぶしみたいな人生』、派手なギターカッティングから繰り出すイキのいいナンバー『いっそ全部ぶっ壊して、真っ逆さまに落ちていって』、さらにリズム隊が暴れまくる『世界を斜めから見て』。1st EPからの代表曲『一発逆転』。続くスピーディーな『ホワイトアウト』の破壊力、そしてラストはローリング・ストーンズばりのギターリフが印象的な『オレンジみたいな昼下がり』。まさに70年代ハードロックの王道を貫いている本物のバンドサウンドを聞かせてくれた。

サンタナ『Black Magic Woman』のイントロで登場したのは、砂糖ココアとHinawa銃。80年代ガールズロックバンドの再来を彷彿させる哀愁のメロディー、そしてその甘い名前とは裏腹な砂糖ココアの力強い歌声が魅力のロックバンド。バンド名の由来は彼女の出身地、種子島が鉄砲由来の地であることから“Hinawa銃”と命名したのだそう。「浮気撲滅」と書かれたフラッグを颯爽と振り回し、「浮気をした彼氏が浮気相手とペアウォッチをしていたのでそれをぶっ壊す曲」として「今日あなたが大事にしてる腕時計壊しました ざまあみろ」という過激フレーズを繰り返す『あなたの腕時計』。さらに『オンナの世界』ではドロドロした情念を予測不能なメロディーのヴォーカルで聞かせた。ポップだがツンデレな楽曲群が孤高の存在を際立たせている。そのビター&スウィートな世界観は、クセになりそうな新しいガールズロックの地平を切り開いていた。

ラストに登場したのは京都出身の現役大学生が中心となって結成された、Qyoto(キョウト)。シャープなブリティッシュトラッドのスーツをまとって登場した6人の姿がまぶしい。
HIROKIのバイオリンから始まったオープニングはデビュー曲『太陽もひとりぼっち』。爽やかかつメロディアスかつドラマティックと三拍子揃ったキャッチーなナンバー。続く『君と僕とアクロス・ザ・ユニバース』もつい口ずさみたくなる美メロ満載、これぞJ-POPバンドの花形。『My Diamond』は胸が熱くなるバラード。アニメ「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」の オープニング・テーマ曲は、7/11リリースの2nd シングル『It’s all in the game』。90年代ミリオン時代の匂いを感じさせるカッコいいフレーズ満載の未発表曲「君とEight days a week」。彼らはJ-POPかくあるべきを王道でいく新世代のメジャーバンドとしてその評価を高めていくだろう。

全ライブが終了し、再びMC車谷が登場、締めくくりにさらに次なる一手を公開。
なんと、9/17(月祝)敬老の日、堂島リバーフォーラムにて再びこの無料ライブイベントが行われるそうだ。
タイトルは、DFT presents 音都 ON TO 〜NEO ROCK from KANSAI〜。
まだまだ、ここから新しい何かが始まる、そんな予感を感じさせたライブだった。

■出演バンドプロフィール
□ Qyoto(読み:キョウト)
中園勇樹(なかぞのゆうき)(Vo)、HIROKI(Vn)、TSUCHIYA(Gt)、TAKUYA(Ba)、KENSUKE(Dr)、RYOTA. (Key, Sax)からなる京都出身のバンド。京都の現役大学生、中園勇樹・HIROKIを中心に2016年結成。
ボーカル中園の豊かな感情表現・質の高い爽やかなバンドサウンドが注目を集め、2017年8月23日に1st シングル「太陽もひとりぼっち」(フジテレビ “ノイタミナ” TVアニメ「DIVE!!」オープニング・テーマ)でメジャーデビュー。2018年7月11日に2ndシングル「It’s all in the game」(テレビ東京系アニメ「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」オープニングテーマ)をリリース予定。

*6/30(土) ESPエンタテインメント大阪(大阪)にてライブ予定。
【Official website】http://www.qyoto.jp

□ dps(読み:ディーピーエス)
木村涼介(きむらりょうすけ/Vo)、森丘直樹(もりおかなおき/Gt)、安井剛志(やすいつよし/Ba)、川村篤史(かわむらあつし/Dr)からなる4人組ロックバンド。dpsは「d-project special」の略。大阪を拠点に活動を続ける若手ミュージシャン達が集結し、始まった“d-project”の第1弾作品である「d-project with ZARD」(ゲストボーカル:大黒摩季)のレコーディング時に集められたスペシャルメンバーを中心に2017年結成。TOWER RECORDS 関西3店舗限定リリースの1st EP「Begins with Em」、2nd EP「いっそ全部ぶっ壊して、真っ逆さまに落ちていって」では、インディーズデイリーチャート全店1位を記録。若干20歳の木村のパワー・ヴォーカル、森丘直樹の超絶早弾きギター、安井と川村の鉄壁のリズム陣、ハードロックを基調とした正統派ロックバンド。

*6/22(金)GROWLY(京都)にてライブ予定。
【Official website】http://d-p-s.jp

□ CROSS LORD(読み:クロスロード)
Motoki(基/Vo,Gt)、Takatora(尚虎/Gt)、Ayumu(歩夢/Ba)からなる滋賀県出身ロックバンド。
平均年齢20才、深みあるMotokiのボーカルとTakatoraとAyumuが奏でるタイトなバンドサウンド、そしてキャッチーなメロディーが交錯する新世代のパワーロック・バンド。

*6/30(土) B-FLAT(滋賀)にてライブ予定。
【Official website】http://crosslord.jp

□砂糖ココアとHinawa銃(読み:サトウココア ト ヒナワジュウ)
種子島出身の砂糖ココア(Vo)を中心に、彼女の出身地からモチーフを得たバンドHinawa銃からなる。Hinawa銃のメンバーは、itsuka(Gt, Cho)、かきぎこころ(Ba)、北川加奈(きたがわかな/Key, Cho)、安部智樹(あべともき/Gt)。2017年結成。華やかなビジュアルとは裏腹に、ヘビー&ワイルドに女心を伝えるビター系ロックバンド。

*ライブ情報はHPをチェック。
【Official website】https://hinawaju.wixsite.com/hinawaju

■DFT(= Dojima Forum Team)とは
大阪キタ・中之島に位置する多目的ホール「堂島リバーフォーラム」が、関西発の新しい音楽の才能を全国に送り出すために立ち上げたプロジェクト。ここから新しい才能を発掘し、ホール、出演者、主催者が一丸となって全国区となるアーティストを紹介、日本の音楽シーンの再復興を促していこうという試みである。
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