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全国ツアー「Mai Kuraki“Loving You…”Tour 2002」を無事終えた倉木麻衣が、ひと息付く間もなくニュー・シングル「Feel fine!」をリリース！ 潮風が吹き抜けるような60's～70'sの空気を感じさせる疾走サウンドが、ひと足早い夏を届けてくれる。このナンバーが流れている「シーブリーズ」のCMには倉木本人も出演しているが、この夏には他にも「HOTROD BEACH PARTY」や「FIFAワールドカップオフィシャルコンサート」への出演といった、ファンには嬉しいニュースが続いていく。目まぐるしく環境が変わって行く彼女に話を聞いた。
●ライヴ・ツアーが無事終了しましたが、今回の“Loving You…”ツアーで印象に残っている事はありますか？
倉木麻衣（以下倉木）：全部で14ケ所廻って来たので、それぞれの場所ですごい想い出があるんですけど、一番印象に残っている所で言うと、あのビートルズもライヴをやったっていう由緒ある日本武道館での2日間と、今までの思いが詰まったファイナルの横浜アリーナ。この2つは本当に感動して、すごく印象に残っています。
●横浜アリーナでは感極まって涙ぐんでいましたね。
倉木：そうですね。応援してくれている人がたくさん見に来てくれたし、ライヴを最後まで無事終える事が出来たっていう気持ちも湧いてきて、最後はちょっと泣いてしまいました。スタッフのみなさんが2ケ月間支えてくれたりした、今までの思い出が一気に全部出てきたんですけど、本当にこの2ケ月間はすごく充実していました。
●制作しているのとライヴとではぜんぜん違いますか？
倉木：ぜんぜん。ライヴはその場でナマで自分の歌を伝えられるし、歌っていてもレコーディングとは雰囲気が違うので。自分の曲をナマで伝えられるのはすごく嬉しいです。
●横浜アリーナは一番大きな会場でしたが、緊張感も大きかったのでは？
倉木：一番初めのライヴ会場では緊張したんですけど、その後は少しずつ慣れていったので、最後の横浜アリーナではいい意味での緊張感を持続しつつ、みんなと一緒に楽しむ事が出来たと思います。
●去年の“happy live”ツアーと今年のツアーとでは、精神的な余裕も違いましたか？
倉木：本当に初めてステージに立った去年の“happy live”ではすごく緊張していて、みんなに歌を伝えるのに無我夢中でしたが、今回はみんなと楽しもうっていう余裕が出来ました。こんなに早く横浜アリーナのような大きな会場でライヴをするという事で、会場の奥の人にまで気持ちが届くのかなっていう不安もありましたが、みんなの応援とか支えから得るものの方が大きくて、無事にやり遂げる事が出来ました。ライヴをやっていく内に色んな事を自分の中で消化出来たので、これからもライヴは続けていきたいなって思っています。
●ライヴ1曲目の「Secret of my heart」は渋谷公会堂でPV撮影をしていますが、あの撮影時に大きなステージに立つ自分の姿は想像していましたか？
倉木：「Secret of my heart」のPV撮影の時は誰もお客さんがいなかったんですけど、お客さんが入ったライヴだとこうなると自分でイメージしていたものとは重なったように思います。大きな会場でやる事を想像するというよりは、みんなが聴きに来てくれて、自分がナマで歌を歌って伝えられるっていうのが今はすごく嬉しいです。
●「Love, Day After Tomorrow」とかも遊び感覚ですね。
倉木：そうですね。もっとみんなとオープンに楽しめればと思っていたので。
●大野さんとの共演はいかがでしたか？
倉木：作曲の大野さんとはライヴっていう形でも共演したいなってずっと思っていて、今回のツアーでそれが実現する事ができました。大野さんはデビュー当時からずっと曲を提供して下さった方なので、ちょっと緊張はしましたけど、一緒に歌えたのはすごく嬉しかったですね。大野さんとはフィーリングも合うので、すごく心地よく歌わせて頂きました。またライヴで共演したいなって思っています。
●今回のツアーが終わって、改めて自分の中で成長したり変化したって思う所はありましたか？
倉木：特に自分では成長した所は分らないんですけど、ライヴはナマだから何が起こるか分らないじゃないですか。そういう時に色んなハプニングがあるとは思うんですけど、自分なりに対処していく事が大事なんだなって感じました。あとは、1つのライヴをするのにすごく大勢の人が支えてくれているので、さらに強く頑張ろうって気持ちが自分自身の中に芽生えました。
●ハプニングはけっこうあったんですか？
倉木：ちょっと間違えちゃったりとか（笑）。間違えて「ごめんなさい」って言ってしまった部分があります。
●出だしを間違えて「ごめんなさい」って言ってるシーンが“happy live”のビデオにも入っていましたが、そういう所が倉木さんらしいなって思うんです。適当に誤魔化す事もできるのに、謝ってやり直したりしていて。
倉木：そうですか？（笑）。緊張で頭の中が真っ白になってしまって、ちょっと詰まったりしたんですけど。気付いたら「ごめんなさい」って言葉が出ちゃってて。そうやって歌い直した方が、最後まで気持ちを込めて歌う事が出来るので私には良いのかなと思います。
●新曲「Feel fine!」はかなりロック・テイストで、また新しいサウンドに挑戦していますね。
倉木：初めてデモ・テープを聴いた時に、夏の海で風を受けている“真夏”のイメージがしたんです。夏っていうと気持ちの中では、解放感が出て行動的にもなれると思うから、何かに挑戦するのもいいし、夢を作るのもいいし。その夢とかを誰かと一緒に――それは恋人だったり友達だったりすると思うんですけど、実現していけたらいいなって。そんな想いが詰まった気持ちいい風が吹いているみたいに、元気で楽しい感じにしたかったので「Feel fine!」ってタイトルを付けたんです。
●ギターのフレーズも軽快で、車で走っているようなスピード感がありますね。
倉木：スピード感というと風のイメージが浮かんでくるかなって思ったので、頭にバイクの音を入れたりしています。
●歌詞では“僕”が主人公になっていますが。
倉木：男の子って限定の意味で僕と書いている訳ではなくて、“僕”って言葉を使うとちょっと強いイメージが出るので、この曲では大きな波とか何かに挑戦しようっていう強さを出したかったので、僕を主人公にして書いているんです。
●「Winter Bells」もそうだったんですけど、歌詞もサウンドもポジティヴな楽曲は、歌っていてやっぱり自分の中でも高揚して来るんじゃないですか？
倉木：そうですね。ポジティヴな歌は自分に向かっても頑張っていこうって呼び掛けている気分になります。
●前作から季節がらみな曲が続いていますが、倉木さんの中で作品を作って行く上で一番重要視しているものは何ですか？
倉木：やっぱりどんな曲でも自分が感じたまま、フィーリングを重視して作って歌っています。あとは自分の希望を入れたり。でもメロディから感じ取って出てきた想いの歌詞が多くなっているので、やっぱりフィーリング第一で作品を作る事が多いですね。
●夏に「HOTROD BEACH PARTY」が行われるという事ですが、“HOTROD”ってちなみにどういう意味なんですか？
倉木：昔は海辺で車のスピードを競い合っていたそうなんですけど、スピードが出るように改造した車の事を“HOTROD” って言うそうです。このライヴの内容は今の段階では決定していないんですけど、野外ライヴもあるのですごく楽しみです。
●歌詞の中に“不思議な力呼ぶこの季節”ってフレーズがありますが、アルバムのリリースや、初ライヴ、今度の「HOTROD BEACH PARTY」など、まさに倉木さんにとっても夏は新しい事にチャレンジする季節になっていますね。
倉木：私は季節の中で夏が一番好きなんですけど、夏は開放的になれたり、何かに挑戦しようという気になったりして、行動的な自分になれますね。
●「Feel fine !」は「シーブリーズ」のCMで流れていて、それに倉木さん本人も出演していますが。
倉木：ライヴが終わった3月の初めに、サイパンに1週間ぐらい行ってこのCMの撮影をしてきました。日本は冬ですごく寒かったのにいきなり暖かい南の島に行ったので、体温調節が上手く出来ずにちょっと大変でしたが、大好きな暖かい所だったので、爽やかな気分で撮影する事ができました。真っ青な海の浜辺に車が走っていて、その中で音楽を楽しんだり、風を感じているっていう映像もあるんだけど、自分なりに風を感じることが出来たかなって。
●自由時間はありましたか？
倉木：風が吹いたり曇ったりすると撮影がストップするので結構時間がかかって、本当に1週間まるまる撮影をしていたんですよ。でも綺麗な景色を見れただけでも開放的になれたので、また是非行ってみたいですね。
●6月には「FIFAワールドカップ」公認のオフィシャル・コンサートにも出演しますね。
倉木：国際的なイベントに参加することが出来て、とても嬉しいし、光栄に思います。すごく大きな事なので、たぶんすごく緊張すると思うけど、しっかり歌いたいですね。しかも日本人では紅一点なので、余計に頑張らないとって思っています。
●サッカーに興味はありますか？
倉木：体育の時間とかに、ちょっとやったこともあって、けっこう好きなんですけど。意外ですか？（笑）。実際のゲームはまだ観たことがないので、時間があればスタジアムにも観に行ってみたいですね。
●これだけ色々と待ち受けていますが、他に今後の目標はありますか？
倉木：やっぱり今は、できる事を一つ一つこなして行く事に意義があると思うんですけど、ライヴを楽しみつつ、3rdアルバムをいい作品にしたいです。
●学業との両立ですよね。ライヴもちょうど試験中だったそうですが。
倉木：ライヴの前日に試験を終えて、そのまま会場に入った事もありました。でも睡眠はしっかり取っていたし、周りの人に支えてもらいながら、できる範囲で頑張ろうって思っていたので大丈夫でした。
●好きな科目やもっと勉強したい事はありますか？
倉木：限定して好きな科目っていうのはないんですけど、今年になって、クリスティーナ・アギレラに憧れてスペイン語を取得したので、只今、奮闘中って感じです（笑）。
●こんなに大変でも学校に行きたいって気持ちがあるのは凄いですね。
倉木：大変だなって思う時もあるけど、自分で決めた事なので。やっぱり応援してくれるみんなや周りの人が支えてくれているのが大きいです。その分自分も頑張らなくちゃっていう気持ちが強くなるので。
●今年は世界が広がる事ばかりですけど、この早い流れにどうやって追い付いているんですか？
倉木：今年は本当に色んな事が巡ってきて、すごく嬉しくて一つ一つに悲鳴（笑）を上げているんですけど、その早い流れに自分の中でどうしていけるかなって考えながらも、自然に身を任せて自分なりに精一杯の事をやっていこうと思っています。力を入れて向かって行くというよりは、自然に身を任せている感じ。
●体調の方は大丈夫ですか？
倉木：ライヴをやってからは体力と精神力がすごく必要だなってほんとに実感しました。それで腹筋とかウォーキングを始めたりしたんですけど、持続性がちょっと……。続けるのは大変だけど、夏の野外ライヴを自分も楽しめるように、しっかり鍛えていきます！
�ｦ�｢�ｦ�｢Mai-K Information�ｦ�｢�ｦ�｢
★LIVE VIDEO 4月3日発売!!
「倉木麻衣“Loving You…”Tour 2002 Final 2.27 横浜アリーナ」
感涙のツアー・ファイナルである2月27日の横浜アリーナの模様を完全収録したビデオが4月3日にリリースされました！
120分/BMVR-7006/￥3,570（tax in）/B-VISION
★LIVE & DOCUMENTARY DVD 5月15日発売!!
「倉木麻衣“Loving You…”Tour 2002【完全版】」
ビデオで発売された120分の最終公演の映像の他に、全公演からセレクトされた選りすぐりの未公開映像30分を収録したツアーの完全版＆永久保存版となる2枚組！ 特典に“Loving You…”Tour 2002 Official Goods Lovingバッグ ミニチュア版が付いています！
＜収録曲＞
1. Secret of my heart 2. Stay by my side 3. Start in my life 4. What are you waiting for 5. Reach for the sky 6. Simply Wonderful 7.NEVER GONNA GIVE YOU UP 8.PERFECT CRIME 9.happy days 10. Just Like You Smile Baby 11. The ROSE～melody in the sky～ 12.冷たい海 13. always 14. Loving you… 15. Delicious Way 16. Everything's All Right 17. Brand New Day 18. Love, Day After Tomorrow encore 1. Winter Bells 2. Stand Up
120分+30分／BMVR-7006-7/￥4,935（tax in）/B-VISION
★「MAI-K & FRIENDS HOTROD BEACH PARTY」決定!!
～シーブリーズだけでゲットできる、倉木麻衣&FRIENDSスペャル・ライブ！～
新曲「Feel fine!」がオンエアされているCM商品「シーブリーズ」。この商品に付いている応募シールを集めて応募した方の中から抽選で、6,000組12,000名様が夏に行われるスペシャル・ライブに、100組200名様がシークレット・トークライブに参加出来ます！
■MAI・Kミュージックライブ（限定6,000組12,000名様）
・7月下旬：東京エリア
※日時・会場はシーブリーズホームページ等で4月下旬に発表。
・7月26日（金）：淡路 夢舞台
・8月26日（月）：北海道厚生年金会館
・9月 2日（月）：名古屋センチュリーホール
・9月10日（火）：福岡サンパレス
■MAI・Kシークレット・トークライブ（限定100組200名様）
・9月下旬：東京／大阪
※場所・日時は当選者のみにお知らせ致します。
●応募の方法・宛先・締切等、キャンペーンのお問い合わせ
・キャンペーンインフォメーションダイヤル（有料）
東京：0180-993-432／大阪：0180-996-432
・キャンペーン事務局：03-5294-1580
（10:00～18:00／土・日・祝日を除く）
●「シーブリーズホームページ」
http://www.seabreezeweb.com
※FIFA ワールドカップ オフィシャルコンサートに関しては本誌P-44をご覧下さい。
★ラジオゲスト出演決定!!
・4月20日（土）13：00～14：00 の間に出演予定
TOKYO FM「DAIHATSU COUNT DOWN JAPAN」
→東京・渋谷のTOKYO FMスペイン坂・サテライトスタジオより生出演!!
・4月19日（金）14：00～14：30
TBSラジオ「ストリーム」
・4月19日（金）20：00～20：40 予定
Fm yokohama「ザ・ランキング」
・4月21日（日）19：00～19：30
FM-FUJI「ALIVE69」
・4月22日～25日帯12：00～16：00
bay-fm「マリブ・マジカル・パッセージ」
・放送日未定
NACK5「GET THE NACK」
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