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＜BAND STORY〜flowerとは？〜＞
これまで数々のレコーディング＆ライヴ・サポートを重ねてきた黒瀬蛙一と満園庄太郎。「flower」結成のキッカケとなったのは、98年、B'zがライヴのサポート・メンバーに、若手ミュージシャンの大抜擢を行ったことに始まった。オーデションを重ねた結果、そこでドラムを任されたのが黒瀬蛙一だった（ちなみにその中には、現在アレンジャーとして活躍している徳永暁人、大島こうすけがいた）。早速、黒瀬はアリーナ公演を含む全国44本に及ぶライヴ・ツアー「B'z LIVE-GYM '98 survive」に帯同することになった。翌年の99年にB'zがアルバム『Brotherhood』のレコーディングを開始するにあたり、稲葉浩志のソロ・シングル「遠くまで」のテレビ・プロモーションでベースをサポートした満園庄太郎を新たに起用する。黒瀬と満園はサポート・メンバーとして、レコーディングに参加（この様子は、99年に発売されたB'z「The true meaning of“Brotherhood”?」に記録されている）。そして、同年に行われたライヴ・ツアー「B'z LIVE-GYM '99 〜Brotherhood〜」にも参加するに至る。その後も、00年B'zアルバム『B'z The Mixture』『ELEVEN』のレコーディング、「B'z LIVE-GYM Pleasure2000“juice”」、01年「B'z LIVE-GYM 2001 ELEVEN」に参加。サポート・メンバーとして、4年間に渡りB'zと活動を共にした。それまでのキャリアも入れると100人程度のライヴ・ハウスから、5万人規模のドーム・クラスの会場までの演奏経験を持つ彼らは、今度は今まで経験したものを活かして自分達のパーマネントなバンドを立ち上げようと考え、理想とするバンド結成に向け動き出す。ヴォーカル・オーディションを幾度となく繰り返してる内に、知り合いのミュージシャンを通じて「及崎 森平（ノザキ シンペイ）」を紹介される。及崎自身もアマチュアで様々なバンド活動を経験しながら、さらに上を目指すべく自分にとっての最高のバンドを求めていた時期であったため、そこから話が先に進むのにはさほど時間がかからなかった……。黒瀬と満園はバンド名を「flower」とし、いよいよ2002年8月28日にアルバム・デビューをする……。
＜Profile＞
■及崎森平 SHINPEI NOZAKI／lyrics,vo,cho,gt
1976年10月1日 秋田県出身 B型 174cm 68kg
好きなアーティスト：ミーターズ、ジョニーウィンター、ココテイラー、リトルジョン、あがた森魚、はっぴいえんど、井上陽水、近藤房之助
→中学時代に、洋楽のコピー・バンドでギターを弾いていたが、ある日TVから流れていた近藤房之助が歌うのを見て（カンボジアの人々の前で日本語で歌い、聴いていた人達が感動して泣いたという）、日本語の古いロック＆ブルーズに傾倒する。高校卒業と同時に単身上京。いくつかバンドを結成し、ライヴを繰り返す。ある時期それまで活動していたバンドが解散し、新たな活動の場を求めていた時に、知り合いのミュージシャンから、黒瀬／満園を紹介され、意気投合しバンドに加入する。
■満園庄太郎 SHOWTARO MITSUZONO／songs,lyrics,cho,gt,bass
1970年6月17日 愛知県犬山市出身 A型 180cm 65kg
好きなアーティスト：ビートルズ、ポリス、オーティスレディング、ブルーハーツ、矢野顕子
→3人兄弟の三男として生まれる。兄達の影響から（兄の英二は現SADSのドラマー）、レッド・ツェッペリンやジミ・ヘンドリックスを聴く様になる。中学、高校と地元でバンド活動に没頭しつつ、高校卒業後、大学進学を機に上京。89年からプロとして様々な活動を重ねる。99年から2001年にかけては、黒瀬と共にB'zライヴ・ツアー＆レコーディングに参加。レコーディングでは黒瀬同様、作詞／作曲に携わり、また全てのギターも弾くなど、単なるベーシストとしての枠を越えてサウンドに関わる。
■黒瀬蛙一 KAICHI KUROSE／songs,lyrics,cho,dr
1969年1月3日 東京都出身 O型 170cm 59kg
好きなアーティスト：YMO、フランクザッパ、フレイミング・リップス、プライマルスクリーム、INU
→小学校5年生の時に、YMOのワールド・ツアーを見て音楽に目覚める。中学時代にバンドを始め、洋楽中心にコピーを始める。高校に入り、パンクやハード・ロックを中心にバンド活動を行う。その後、大学入学後も音楽活動を続け、プログレバンド等も行い、様々な音楽を吸収していった。大学卒業後は、プロを目指しながら友人らとバンドを組み、ロックやプログレを基調とした「HAPPY FAMILY」というバンドでアメリカのインディーズ・レーベルと契約を結ぶ（2枚のアルバムをリリース）。95年からプロとしての活動を開始。様々なレコーディング、セッションを重ねる。98年から2001年にかけては、B'zのライヴ・ツアー＆レコーディングに参加。年間に300枚以上のCD＆レコードを買い漁るという、音楽コレクター黒瀬から生み出されるサウンドメイク・センスと、他に類を見ないダイナミックかつ、きめの細かいドラムスタイルが魅力である。
＜Liner Notes＞
01. TOKYO DAYS
デビュー・アルバムのオープニングは、リーダー黒瀬の作詞作曲による楽曲で幕を開ける。東京の夜を越えていく二人を歌った、切ないラヴ・ソングだが、満園が「レコーディング中に朝方何度も見た、まぶしい朝焼けを思い出す」というように、イントロの浮遊感や、続く疾走感溢れるサウンドが歌詞と呼応して、今の彼らの日常を歌にしているようにも取れる。
02. 掌
この曲も黒瀬の作詞作曲による楽曲。「日常を過ごしている中で感じる自分に対する手応え。行き先を知っているのは各々の掌だけ」という黒瀬の実感が歌われている曲。また、Aメロの変則リズム、絶妙なテンポ・チェンジなど、黒瀬のドラマーとしての魅力も随所に織り込まれている。今回のレコーディングでは、全てのギターを満園が弾いているが、この曲の楽曲制作中に、たまたま勢いで弾いたギター・フレーズを黒瀬がそのまま採用したことから、ギターを弾く楽しさを知ったという。
03. 風
満園の作詞作曲による楽曲。メジャー7thの曲を書こうと思いたち、1日中ギターをつまびいて出来た曲。イントロでは、色々な音を重ねて、朝靄の感じを出している。サビのムーグの音は黒瀬のアイデアで、オーボエをサンプリングしたもので、不思議な飛翔感を生んでいる。またこの曲のドラム・パートは、ハイハットは一切使用していないシュールなアプローチをしているが、それがこの曲の切なさを、一層強いものにしていることも見逃せない。オーディションで及崎が、この曲を想像以上に見事に歌い上げ、その時に満園は一緒に演りたいと心に決めたという。
04. BOX
2001年5月頃に黒瀬と満園が最初に作った曲。THE SUN HEADS時代の歌詞を及崎と黒瀬が書き改め、「we're flower!」という元気で弾けたポイントを前面に押し出した。「聴いていると自然に体が動き出し、スタジオにいるスタッフまでもが一緒の動きをしていて、何か得体のしれない、人を巻き込めるパワーを持つ曲だと確信」とは満園の弁。
05. early bird
この曲もTHE SUN HEADS時代に演っていた曲で、新たな歌詞を及崎が書き、新しくflowerである事を主張した曲。満園がビート・パンクを作りたくて書いた曲で、ループやサウンド・エフェクトにより、新しいタイプの疾走感を出している楽曲。黒瀬のタムを一切使わず、スネアのみのフィル・インが曲にさらなるパンチを与えている。作詞は及崎によるものだが、「毎日何気なく生活して、やりたい事もはっきりしない時期を素直に吐き出してみた」と、彼がflowerに加入する前、アマチュア時代の気持ちを表現している。
06. ヨーグルト
ラストは、ライヴ映えのするスカパンク。ループにエフェクトをかけて生んだ、一聴してコミカルなスピード感は、flowerならでは 。歌詞にある内容は、満園と黒瀬の実体験からきているという。
※THE SUN HEADS…「flower」の前身となるバンド。ライヴ活動を行ない、会場でCDを無料配布するなど、ゲリラ的な活動を行っていた。
★ライヴ決定!!「flower 1st live 〜live or die 2002〜」
●9月11日（水）大阪BIG CAT（OPEN 18：00／START 19：00）
●9月23日（祝）赤坂BLITZ（OPEN 17：00／START 18：00）
チケット料金：￥3,675（tax in／ドリンク代別）
（問）チケットBEX（TEL：03-3479-7795／平日11：00〜19：00）
★B'zのオープニング・アクトに出演決定!!
8月30日（金）、31日（土）横浜国際総合競技場にて行われるB'zの「B'z LIVE-GYM2002 GREEN〜GO★FIGHT★WIN〜」のオープニング・アクトにflowerの出演が決定しました！ B'zのLIVE-GYM史上初となる、前代未聞で異例のオープニング・アクトに抜擢されたflower、今後の活躍が期待されます。
★オフィシャル・ウェブサイト開設！
→http://www.flower-flower.com/
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