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2003年9月20日・21日に静岡県渚園で台風15号が接近する大雨の中で行われた、B'zの野外ライヴ「B'z LIVE-GYM The Final Pleasure“IT'S SHOWTIME!!”」。2日間で10万人を動員したこの伝説のライヴを、MCも含めた全24曲、トータル・タイムにして約160分というヴォリュームで完全パッケージ化！ 15周年を迎えたB'zが遭遇したこの台風15号という偶然を逆手に取り、タイトルも「Typhoon No.15」。そのネーミングセンスがまたB'zらしい、大荒れの天気を吹き飛ばすような迫力のステージの映像化は、まさにファン待望のリリースである。さらに今回はライヴの完全収録と共に、DVDにはスペシャル特典映像として、2003年のB'zを別の角度から捉えたドキュメンタリー・ディスク「The Days of Pleasure」も収録。それでは内容を簡単に紹介していく。
■「The Days of Pleasure」（DVD 特典映像）
晴れた空の下、渚園にステージを設置していく映像にテロップが流れる。ステージ長さ左右：120M、セット片翼重量：5t、建設費：10億、建設時間：9日、スタッフ総数1,300人、演出の花火：1,500発......。これらの数字を見ただけでも、このFinal Pleasureがどれほどの規模のものであったのかが分かる。ここから内容は2003年のB'zを濃縮した渚園までのドキュメンタリーが続く。
まずは2月に行われたL.A.レコーディング。アルバム『BIG MACHINE』の制作現場やその合間にドライブやツーリングを楽しむ姿もインサート。また、L.A.で行われた「IT'S SHOWTIME!!」のPV撮影のメイキング映像も収録。
6月にはLIVE-GYMのリハーサルが始まり、ホール・ツアーがスタート。スタジオ・コーストで行われたSHOWCASEに始まり各会場のダイジェスト映像が流れる。
2003年9月20日・21日に静岡県渚園で台風15号が接近する大雨の中で行われた、B'zの野外ライヴ「B'z LIVE-GYM The Final Pleasure“IT'S SHOWTIME!!”」。2日間で10万人を動員したこの伝説のライヴを、MCも含めた全24曲、トータル・タイムにして約160分というヴォリュームで完全パッケージ化！ 15周年を迎えたB'zが遭遇したこの台風15号という偶然を逆手に取り、タイトルも「Typhoon No.15」。そのネーミングセンスがまたB'zらしい、大荒れの天気を吹き飛ばすような迫力のステージの映像化は、まさにファン待望のリリースである。さらに今回はライヴの完全収録と共に、DVDにはスペシャル特典映像として、2003年のB'zを別の角度から捉えたドキュメンタリー・ディスク「The Days of Pleasure」も収録。それでは内容を簡単に紹介していく。
■「The Days of Pleasure」（DVD 特典映像）
晴れた空の下、渚園にステージを設置していく映像にテロップが流れる。ステージ長さ左右：120M、セット片翼重量：5t、建設費：10億、建設時間：9日、スタッフ総数1,300人、演出の花火：1,500発......。これらの数字を見ただけでも、このFinal Pleasureがどれほどの規模のものであったのかが分かる。ここから内容は2003年のB'zを濃縮した渚園までのドキュメンタリーが続く。
まずは2月に行われたL.A.レコーディング。アルバム『BIG MACHINE』の制作現場やその合間にドライブやツーリングを楽しむ姿もインサート。また、L.A.で行われた「IT'S SHOWTIME!!」のPV撮影のメイキング映像も収録。
6月にはLIVE-GYMのリハーサルが始まり、ホール・ツアーがスタート。スタジオ・コーストで行われたSHOWCASEに始まり各会場のダイジェスト映像が流れる。
そして、7月にリリースされた「野性のENERGY」のジャケット写真&P.V撮影の裏側から渚園のリハーサル風景へと続く。台風が接近しているスタッフの緊迫したミーティング、ライヴ当日のバックステージ、そして、カウントダウンへ……。
■「Tyhoon No.15 〜B'z LIVE-GYM The Final Pleasure“IT'S SHOWTIME!!”〜」
ライヴ・レポートとして以前本誌（VOL.107）でも掲載しているため、今回詳細は割愛させて頂くが、これぞライヴ映像ならではといった部分を改めて紹介したい。
ヘリの空撮とケーブルで設置されたクレーン・カメラのダイナミックな動き……渚園を埋め尽くすオーディエンスは、まさに“群”といった感じで、会場全景を上空から捉えている映像にまず圧倒される。また、照明の光に照らされて浮かび上がる大粒の雨の鮮明さは演出のようにも見える迫力で、それでもステージを走り回り、アグレッシヴなパフォーマンスを展開していく様は、悪天候ゆえにB'zとそこに集まったオーディエンスの間に漲るパワーがいつも以上のものにも感じられる。
これでファイナルとなる“Pleasure”シリーズは、B'zとともに歩んできた皆さんそれぞれの記憶にある“Pleasure”を再現した、集大成的な演出を展開しながらフィナーレを迎えたが、その中から印象的なものをピックアップしてみた。
●「Pleasure 2003 〜人生の快楽〜」成長し続ける歌詞の中の主人公が “Pleasure 2003”ヴァージョンとして歌われ、それがはっきりと聴きとれる。
●「BLOWIN'」懐かしい2人の姿が見られるライヴ映像と、現在の映像が巨大ビジョンでシンクロ！
●「Wonderful Opportunity」この映像で完璧にフリがマスターできる！
●「Brotherhood」ライヴが行われている状況を考えると、より一層の繋がりが感じられて感動的。
●「EASY COME, EASY GO! 」ちょっとしたアクシデントで見せる稲葉の笑顔と、メンバー紹介で見せる松本の照れ笑いが印象的。
●「LOVE PHANTOM」稲葉のダイヴ・シーン復活！
●「juice」松本の火吹きギターとアンプ破壊パフォーマンス復活！
●「BAD COMMUNICATION」花火が上がる情景を空から映した、壮大なスケールの映像がとても美しい。
●「RUN」ファン＆スタッフからメンバーへのサプライズ企画。サイノリウムの光が15周年のラストを感動的に彩っている。
●ライヴのフィナーレに打ち上げられた、冷たく冴えた夜空を覆い尽くす1500発の花火を見ていると、大輪の花のように放つ閃光の先にここから始まるB'zを見ているような、充実感と期待感が広がっていく。
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