三枝夕夏 IN db

New Single
「愛のワナ」

2006.2.15 Release


前作「君の愛に包まれて痛い」の発売を記念し横浜、東京、大阪で行われたインストア・ライヴでは、延べ4,000人のオーディエンスの前でパフォーマンスを披露した三枝夕夏 IN db。中でも、秋葉原のヤマギワソフトCD SHOP店頭に仮設で組まれたステージにて行われたライヴは、予想を遥かに上回る3,000人が殺到し、急遽パトカーも出動するという大パニックに! そしてそこで初披露された新曲「愛のワナ」がいよいよ2月15日に発売される。“三枝夕夏 IN dbを使ってみんなで楽しんでもらいたい”。ヴォーカルの三枝は兼ねてからそうコメントしているが、今作はそんな彼女の確信犯的な狙いが随所に感じられる、とにかくノリの良いキャッチーな作品になっている。今年はこれまで以上に精力的な活動を計画中というメンバー4人に新曲について話を聞いてみた。

●去年はどんな1年でしたか?
三枝夕夏(以下三枝)):よりバンドとしての結束力が高まった、自分達にとってはとても意義のある1年でした。それは音楽的にだけじゃなく、気持ち的にも言えると思います。

●前作「君の愛に包まれて痛い」を聴いた時に、バンド感っていうものが表により現れてきたなって感じました。
三枝:そうですね。バンドとして、1つの転機でもあったと思います……。あの時、4人で初めてインストア・ライヴをやったんですけど、それもすごくおっきかったですね。

●秋葉原ではインストア・ライヴなのに、3,000人も集まっちゃって大変だったんですって?
三枝:CD SHOPの入り口に仮設のステージを作って、そこでライヴをやったんです(笑)。私達は300人位集まってくれれば嬉しいねって話してたんですけど、リハの前にすでに1,000人を越える人達が集まってくれてて、急遽警察の方がいらっしゃって、1mくらいステージが歩道にはみだしちゃってる部分を30分以内に撤去しないとイベント自体即中止って言われてしまったんです。私達はリハが終わって楽屋でスタンバイしていた時で、その知らせを聞いた時はせっかくみんな集まってくれたのに中止になったらどうしようっていう気持ちと、なんだかスゴイ事になっちゃったワクワク感でかなり興奮していましたね。

●結果的には大成功だったとか?
三枝:そうですね。集まってくれたファンの人達がマナーが良くて、お店の人にも感心されたんですけど、ケガ人もなく無事に成功させられて本当に良かったです。それにあんな街中で3,000人の前で歌うなんて初体験だったので、とっても気持ち良かったです!

●その時に今回の新曲「愛のワナ」を披露されたとか?
三枝:そうなんです。まだ完成していなかったんですけど、寒い中集まってくれたみんなに何かお礼がしたくて歌いました。一度も聴いた事がない曲なのに、みんなすごいのってくれて、それもすごく感激しましたね。
岩井勇一郎(以下岩井):あの時実際ライヴでやってみて、ライヴ向きの楽曲だなって実感しました。演奏するとオーディエンスの人達と一体感も出て。前作同様、80年代のパンク・ロックの流れを引いている感じなので、バンド的には気楽に出来る曲ですね。その気楽さがライヴの中では一番大切だと思うんです。自分達の肩の力が抜けた、そういうところが皆さんにも伝わって、すごく盛り上がれたんじゃないかと思いました。

●今回のプロモーション・ビデオは、秋葉原のインストア・ライヴのドキュメント・タッチの映像になっていますよね?
車谷啓介(以下車谷):はい。あれはメンバーみんなでスタッフに提案したんです。やっぱり自分達にとってすごい大きな出来事だったし、映像にしてみたら面白いんじゃないかって話になって。
大薮拓(以下大薮):現場に来れなかった人達にも、是非あの時の興奮を感じてもらえたらなって思います。

●では、「愛のワナ」について詳しくお伺いしていきたいのですが、この曲を気に入った理由は?
三枝:みんなで騒いで楽しくなる曲が作りたかったんですけど……、そんな勢いのある曲だなと思って選びました。

●実際完成したものを聴いてみてどうですか?
車谷:前作に比べて、もっとパンク色が強くなっているんですけど、前作で自分達を見つめ直しながら、今回の作品でより余分なものを削ぎ落とした、素の部分というのを前に出せた作品になったんではないかと思っています。それに、日常のバンド感とこの楽曲が直結している気がしますね。バンドの結束力と言う形で。それが楽曲にすごく表れていると思います。
岩井:前作は全体的なノリはパンキッシュなんだけど、サビがキャッチーでCD作品として作り上げた時に、きれいなまとまりが出来た曲だったと思います。それに対して、今回の曲はもっとライヴ感を大切にした曲になっています。

●歌詞の方は、今回は作曲をされた水野さんとの共作ですね。
三枝:そうですね。デモに仮で日本語の歌詞がのっている所があって、すごく曲に合っていて、それを活かしたいなって思って。それで部分部分デモの歌詞を使わせてもらったんです。

●内容的には片思いの歌詞なのでしょうか?
三枝:片思いなのか、恋愛初期なのか、そこら辺は限定していないですけど、彼の事で心の中全部がフル満タンになっちゃってる位好きって歌ですね。「何回 失敗しても 恋だけは いつも ちっとも 上手くならない」ってフレーズがあるんですけど、誰にでも共感してもらえる恋愛心理だと思うんですよね。その辺りを主題に全体を広げていきました。

●2番の方の「恋はお酒と同じ 強い程 酔っちゃうし 後に残るよ でもいつか 冷めちゃうのかな??」の部分も面白いですね。
三枝:これは友達が失恋した時に、“なんか強いお酒を飲んだ後の二日酔いみたいに、ズド〜ンと体の中に残っちゃってて〜”って言っていたのを思い出して、そこから作ったフレーズです。

●ところで、今回はカップリングをギリギリの段階で2曲共作り変えたとか。
三枝:3曲並べた時に自分の中で何かしっくりこないものがあって。無理を言って新たに2曲作り直しました。結果、すごく満足のいく1枚に仕上がったと思います。

●2曲目の「雨上がりの空に咲く虹のように」は、三枝さんのヴォーカルがクールでかっこいいですね。
三枝:洋楽テイストが強いマイナー調の曲で、歌い方はクールに、英語を発音するようなイメージで歌っていきました。これまでにないテイストの楽曲なので、是非聴いて頂きたいですね。
車谷:70年代グルーヴがかえって新鮮な曲。ドラムの音を腰で感じてモンキー・ダンスを踊って欲しいです!

●オケというよりも、醸し出す雰囲気が、ミニ・アルバムの中にあった「Secret & Lies 」に近いかなって思いましたが。
三枝:そうですね。歌詞の内容的にも通ずる所があると思うし、全体の世界観は似ていると思います。大人な三枝を感じて下さい!!

●3曲目「もう自分に自分が嘘をつかないように」は、三枝さん作曲の作品ですね。
三枝:はい。ライヴでみんなで盛り上がれる曲が欲しくて作りました。サビの部分はみんなで拳振り上げ系で、是非合唱したいですね。

●一度聴いたら耳から離れないサビですよね。
三枝:そうだと嬉しいです。すごく発散出来る曲なので、是非みんなで声を合わせて歌えたらなって思います。歌詞の方は、応援ソング的な内容になっているので、何かに挫折している人とか、自己嫌悪に陥っている方に聴いて頂いて元気になってもらえたら嬉しいです。

●さて、今年に入って早くも1ケ月が過ぎましたが、2006年は三枝夕夏 IN dbにとってどんな年になりそうですか?
車谷:色々企画してますよ! 期待していて下さい。
岩井:ライヴをやりたいですね。大阪だけじゃなく、色々な所で。出来るように、皆さん応援お願いします。
大薮:制作もこの結束力の高まった中進めていけるので、今年はどんどんこういう良い雰囲気でやっていきたいですね。
三枝:音楽の楽しさを、メンバー内だけじゃなくて、皆さんと一緒に分かち合っていきたいですね。三枝夕夏 IN dbというバンドを通して、皆で楽しい事を一緒に感じていけたらって思っています。そして、今年は! とにかく色々企画している事が予定で終わらないように、頑張っていきたいと思います!


三枝夕夏 IN db

New Single
「愛のワナ」

2006.2.15 Release


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