三枝夕夏 IN db

Best Album
『三枝夕夏 IN d-best 〜Smile & Tears〜』

2007.6.6 On Sale!


三枝夕夏 IN db初のベスト・アルバムが2枚組となってリリースされた。改めてこの5年に発表された作品を聴き返してみると、70年代ロック、パンク、R&B、プログレ、ウォール・オブ・サウンド、リバプール・サウンド、ポエトリー・リーディング等々、実に様々なサウンド・アプローチに挑戦してきた事に気付かされる。そんなバラエティ豊かな楽曲を、今回は“Smile盤=元気になれる、勇気が出る楽曲を集めたベスト集”と“Tears盤=せつなく、胸を打つ楽曲を集めたベスト集”の2枚組にして発表。全18曲のシングルに加え、ファン投票で人気の高かったアルバム曲、今年4月に愛内里菜と共に三枝がソロ名義で発表したヒット・チューン「七つの海を渡る風のように」のソロ・ヴァージョン、そしてこのベストの為に書き下ろしたという新曲「Smile & Tears」の、全28曲入りの超豪華盤! ベスト盤だからといって、単に時系列で並べるのではなく、1つの新たな作品として納得いくまで曲選びや曲順を考えたという、愛情たっぷりの今作について、まずはメンバーに話を聞いてみた。(INTERVIEWED BY KAREN HAYAMA)

●まずは、デビュー5周年おめでとうございます! 率直に今の心境はいかがですか?
三枝夕夏(以下三枝):この5年で1番感じた事は、作品でも、ライヴでも、PV撮影でも、とても多くの人達が関わって1つのモノが出来上がっているんだなっていう事です。どんな活動でも、自分の知らない所で多くのスタッフが頑張ってくれていたり、HPに届くメールを読んでいると、多くのファンの人達に支えられているんだなって実感したり……、三枝夕夏になれて、多くの人達と出会えた事を今は本当に感謝しています。
岩井勇一郎(以下岩井):僕ら男性陣は、6枚目のシングルから参加する様になりましたが、いつも三枝さんの音楽に対するひたむきさや頑張り、そういう姿勢に引っ張られてここまで来ました。本当にいい仲間と巡り合えたと思います。
大薮拓(以下大薮):僕らはこれまで、インストア・イベント等をやらせて頂く機会が多かったのですが、その度に良いファンの皆さんに支えられているなっていう事を感じてきました。そして、そういうファンの皆さんに対して誠実に向かい合ってきた三枝さんの事も見てきました。だからこのバンドで活動していると、すごく心が温かくなってくるんです。5周年をひと区切りに、まだまだバンドとして成長していきたいと思っています。
車谷啓介(以下車谷):三枝夕夏 IN dbが活動してきた5年は、誰にでもある人生と同じ様に、すごく笑えて楽しい時もあれば、制作を行う上で悩んだり苦しんだりする事もたくさんありました。みんなと歩んだ5年を、今回ベスト盤という形で1つの作品として表現出来た事、そしてその記念ライヴが出来る事を、今は本当に嬉しく思っています。


●サブタイトルに“〜Smile & Tears〜”と付いていますが、今回“Smile盤”と“Tears盤”の2枚に分けて収録された理由は?
三枝:まず、ベスト盤だからって単に時系列に並べるのではなく、私達バンドを象徴する様な作品にしたいなと思いました。それで考えた時に、私達の楽曲もそうだし、私のビジュアルのイメージもそうなんですけど、“ハッピーさ”と“切なさ”の2面性があるなって思ったんですよね。それで、そんな2つのイメージを“Smile”と“Tears”に振り分けたら、うまくこのバンドの本質を示せるかなって思ったんです。 岩井:三枝さんの声が持つ最大の魅力って、“明るさの中に切なさ”があって、“悲しみの中にもぬくもりがある”、まさにそこだと思うんです。僕らの作品はなんていったって三枝さんの声ありきですから。“Smile”と“Tears”っていう言葉が思う浮かんだ時、“それや〜!それしかない!”って思いましたね。

●こうやってこれまでの楽曲を並べてみると、本当に様々なジャンルに挑戦されていますよね。ご自分達では楽曲を振り返ってどの様に感じられますか?
三枝:本当ですね。そういう意味では飽きのこないアルバムになったなぁ〜って感じました。音楽って、本来楽しむものだと思うし、だからジャンルに捕われるのってすごくもったいないと思うんです。私は“いいな”って思ったものはすぐ挑戦したい性格なんですけど、それをいつも前向きに、一緒に楽しみながら挑戦してくれるバンド・メンバーがいる事は、すごいラッキーだなって思っています。
車谷:三枝さんの発想力ってすごくて、いつも急に来るんで驚かされる事が多いんですけど、でもそういう柔軟さって長く活動していくと結構なくなっていくものだと思うんですよね。だから大事にしたいし、これからも規制概念に捕われずに、色々な事にチャレンジしていきたいですね。

●ズバリ、ベスト全体の聴き所をお願いします!
三枝:これまで応援して下さったファンの方達には“懐かしく振り返って頂けるアルバム”になっていると思うし、初めて私達を聴いて下さる方達にはきっと“楽しんで頂けるアルバム”になっていると思います。
岩井:今回のベスト盤はSmile盤とTears盤に分かれていますが、僕のオススメは、気持ちがSmileの時にはTears盤を、逆に気持ちがTearsの時にはSmile盤をオススメします! 笑いにも涙にも、心を浄化する作用があると思うので、是非多くの場面でこのアルバムを聴いて頂けたらと思います!
大薮:特にSmile盤の方には、ライヴを意識した楽曲がたくさん入っているんですけど、例えばこれからバンドをやりたいなって思ってる人達にも是非聴いて頂きたいですね。きっと自分でも、バンドやライヴをやってみたいな〜と思って頂けるのではないかなと思います。
車谷:生まれ変わった感じかな。1つにまとまるか、かなり悩んでたからパッと世界が広がった感じです。

※アルバム全曲紹介は誌面をご覧下さい!!


三枝夕夏 IN db

Best Album
『三枝夕夏 IN d-best 〜Smile & Tears〜』

2007.6.6 Release


GIZA studio
【初回盤A】GZCA-5102〜03 ¥3,800(tax in)
※初回特典DVD付き!!



三枝夕夏 IN db

Best Album
『三枝夕夏 IN d-best 〜Smile & Tears〜』

2007.6.6 Release


GIZA studio
【初回盤B】GZCA-5104〜05 ¥3,800(tax in)
※初回特典写真集付き!!



三枝夕夏 IN db

Best Album
『三枝夕夏 IN d-best 〜Smile & Tears〜』

2007.6.6 Release


GIZA studio
【通常盤】GZCA-5105〜06 ¥3,200(tax in)