日本のミュージシャンとして初となる“ハリウッド・ロック・ウォーク”への殿堂入りを果たし、そのセレモニーに出席すると共に栄光の手形を刻んだB'zの松本孝弘、稲葉浩志。結成20周年を迎え、さらに音楽シーンの先頭を走り続ける彼らにとって16枚目のオリジナル・アルバム『ACTION』が12月5日にリリースされた。
全17曲のボリューム感あふれる内容で、ヒット・シングル「永遠の翼」「SUPER LOVE SONG」はもちろん、多彩な曲調、大胆なアプローチ、ダイナミックな演奏、パワフルな歌声と、彼らの幅広い音楽性を示す作品が収録されている。行動で示す事で己の存在意義を歌った「純情ACTION」、変則的なリズムが独自のグルーヴを生む「パーフェクトライフ」、英語詞でハードなロックを聴かせる「FRICTION−LAP 2−」、強い想いと濃厚なサウンドが印象的な「光芒」、そしてB'z LIVE-GYM 2006“MONSTER'S GARAGE”エンディングSEとして話題になり、待望の収録となった「BUDDY」等、あふれんばかりの充実度を誇っている。
どちらかといえば暗いニュースが話題を占める現代。誰もが悩みや苦しみを抱えこんでしまいがちだが、その殻を打ち破り、行動を起こす事が感動を呼びさます事に繋がる。その為の『ACTION』が必要なのだという強いメッセージがアルバム・タイトルに込められている。
2008年1〜8月にはこの『ACTION』を引っさげてのツアー「B'z LIVE-GYM 2008“ACTION”」が行われ、9月にはスタジアム・ツアー「B'z LIVE-GYM -Pleasure2008-」も開催が決定。2008年は忘れられないアニバーサリー・イヤーになりそうだ。(TEXT BY AKIRA OKAMOTO)
※アルバム全曲紹介は本誌にて…。
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