B'z

NEW SINGLE
「BURN -フメツノフェイス-」

2008.4.16 Release


沸き上がる情熱、切ないグルーヴ、そして心の叫び……。
1度聴いたら忘れられないエッセンスが凝縮された
B'z 2008年第1弾シングルは、フメツの音魂が詰まった1枚!!


現在、全国ライヴ・ツアー「B'z LIVE-GYM 2008“ACTION”」を敢行中のB'z。
デビュー20周年を迎える2008年を一気に駆け抜けている彼らが、待望のニュー・シングルを4月16日にリリースする。タイトルは「BURN -フメツノフェイス-」。この曲はKOSE「エスプリーク プレシャス」CMソングとしてオンエア中なので、多くの人が耳にしているに違いない。ミステリアスな香りを放つイントロと稲葉のシャウトが耳を突いた後、間髪入れずリズミカルでキャッチーな松本のギター・リフがザクザクと刻まれ、徐々に高揚していくサウンド展開は、刺激的という言葉がピッタリ。それらをなぞりながら突き進むビビットなヴォ−カルが、曲の中で次々と情熱の花を咲かせていく。歌詞には“いつまでも輝いていたい”“消えることない色”等の言葉を通して“不滅の存在でありたい”と願う主人公の強い想いが綴られており、それらのキーワードは脳内の視覚にも刺激を与えてくれるだろう。それはサウンドにおいても言える事であり、特に中盤の激しい松本のギター・ソロは鮮烈な紅を彷佛させ、今作のタイトル通り、今にも爆発しそうな勢いを放っている。また、この曲には現在行われている全国ツアーのサポート・メンバーである、Shane Gaalaas(Dr.)、Barry Sparks(B.)がレコーディングに参加しており、ライヴ感漂うサウンドになっているのも特筆すべき点。1度聴いたら忘れられないサビのインパクトと、思わず口ずさんでしまうエッセンスが凝縮されたB'zらしいロック・ナンバーとなった。
2nd beatの「yokohama」は、1st beat とは趣がガラリと異なったダークさに引き込まれる1曲。ミディアム・テンポのリズムと妖艶さを持ったサウンドに、切なく歌い上げるヴォーカルが絡む事で独特のうねりが生まれ、サビ部分の重厚なギターによって朧げな世界が構築されていく。呟きにも似た言葉で綴られた歌詞を通して目に浮かぶのは、自分のもとを去った愛する人の事が忘れられない主人公の姿と、夜が深まった港の風景。船の汽笛の様に轟くギターの音色が盛り込まれていたり、具体的な地名をタイトルに掲げている事もあって、楽曲の情景がしっかりと伝わってくる1曲になっている。
3rd beat「希望の歌」は、徐々に広がっていくサウンド展開が楽曲全体の躍動感に繋がっていくナンバー。迫りくるギターが聴き手を沸き立たせ、心の叫びを書き留めた歌詞が心を掴んで離さない。そこには苦悩を希望に変えていく為のキーワードが詰まっており、繰り返し聴くうちに心が強くなれる不思議な力を持った楽曲だ。誰もが抱く悩みに触れているだけに、春を迎え、新たな場所に身を置く事になって不安を抱いている人にとっては、励まされる1曲になるかもしれない。
今作にはタイプの違う3曲が収録されたが、それぞれが秘めたパワーは絶大。20周年のB'zサウンドがたっぷり堪能出来る1枚となった。
(TEXT BY EMI MORI)


B'z

NEW SINGLE
「BURN -フメツノフェイス-」

2008.4.16 Release


VERMILLION RECORDS
BMCV-4008 ¥1,260(tax in)