愛内里菜

New Single
「君との出逢い 〜good bye my days〜」
&
New DVD
「PREMIER SHOT #4 VISUAL COLLECTION」

2008.10.15 On Sale!


最新アルバム『TRIP』発表後、“R-Live vol.5 & vol.6”やRINA1MATSURI 2008等、ライヴ活動を中心に夏を駆け抜けた愛内里菜が、10月15日にニュー・シングル「君との出逢い 〜good bye my days〜」をリリースする。この曲は離れ離れになった恋人に向けた感謝の気持ちと、そこから新たな一歩を踏み出そうとする主人公の決意が綴られた歌詞が印象的なナンバー。ポップな香りがしながらもビートの効いたサウンドに乗せて歌う愛内の凛としたヴォ−カルが聴き所になっている。それとは対象的に、別れた相手への想いが断ち切れず、立ち止まったままでいる女性の心情を描いた楽曲「シンプル」をカップリングに収録。静かに歌い上げる歌声を通して、彼女の表現力が堪能出来るミディアム・バラードとなった。
また約3年3ヶ月振りにヴィジュアル・クリップ集の第4弾となるDVD「PREMIER SHOT #4 VISUAL COLLECTION」が同時リリース。様々なアプローチで自身の音楽スタイルを発信してきた彼女の活動を振り返る事が出来るアイテムだ。
まさに充実の2008年を過ごしていると言える彼女に、この夏を振り返りつつ、今作について話を聞いてみた。


●アルバム『TRIP』を発表された後は、“R-Live vol.5 & vol.6”にRINA1MATSURI 2008と、ライヴ続きだったと思いますが、それらを振り返ってみてどうでしたか?
愛内里菜(以下愛内):R-Liveでは東北の方にも行ったんですけど、その頃はちょうど地震があった時だったので、余震もずっと続いていた事もあって、色々と不安な中でみんな会場に集まったという感じだったんですよ。だからちょっと緊張する気持ちもあったし、いつどうなるかも分からないという状況の中でのライヴだったんですけど、久々に行った場所という事もあって、みんなの視線が本当にまっすぐで、いつものライヴとは雰囲気が違いましたね。1曲1曲を真剣に受け止める様に見てくれている、みんなの眼差しがすごく印象的でした。ライヴでは、みんなと会えた事を感謝しながら、少しでも楽しい時間になる様にと思って歌ったんですけど、最後にはみんな笑顔になって、スタッフもみんなも“良いライヴになったな”と言える様なものになったのは嬉しかったですね。

●“RINA1MATSURI 2008”はZepp Osakaに移し、会場的には久々に戻って来たという感じになりましたね。
愛内:今回は楽曲の世界を1曲1曲しっかりと見せていきたいという思いがあったので、そこはこだわらせてもらいました。そうなると照明も凝ったものにする必要があって、それを実現する為に屋内の会場にさせてもらったんです。今まではライヴの中の何曲かを踊るという様な感じだったんですけど、今回はほとんど踊っていましたし(笑)。それも新たなチャレンジでした。衣装もこういうものにしたいというのがあったのでリクエストしたり、細かい部分もこだわりましたね。今までは、衣装やダンスも担当の方に全部お任せしていたんですけど、今回はトータルな部分を含めて良いライヴにしたいというのがすごくあったので、みんな一丸となって作り上げたという感じです。

●そうするとスタッフの方々とも今まで以上に意見交換をされたのでは?
愛内:そうですね。今までだと遠慮していた部分も少しはあったと思うんですけど、今回はお互いにしっかり意見を出し合って決めていきました。それでちょっと意見がぶつかったりもしましたけど、みんな時間がない中、良いものを作る為に一生懸命でした。リハーサルも明け方まで掛かったりしましたし……。そこで更にみんなの結束が固まったと思います。

●8月末には[名探偵コナン 夏祭り 〜夢の初ライヴ〜]もありましたよね。
愛内:これはお祭りという事もあって、とにかく楽しもうと思って歌いました。トップ・バッターだったので、会場の熱気も上げなきゃと思って勢い良く。「恋はスリル、ショック、サスペンス」の時にスクリーンにパラパラをしているコナン君が映った時は、すごく懐かしかったですね。

●ライヴ以外の活動には、FM OSAKA「楽音(LUCK-ON)」(毎週金曜・25:00〜26:00)にレギュラー・パーソナリティとして、ライターの斉田さんと出演されていますが、実際にやってみていかがですか?
愛内:やっと慣れてきました(笑)。斉田さんとの息も合ってきて、良い感じです。前もって話す事とかは決めてなくて、番組に届いたメールを読んで答えたり、その場で思った事を話している感じです。音楽番組なので、私が知らない音楽も沢山流れますけど、それはそれで楽しいですね。

●一気に駆け抜けた夏が終わり、10月15日にニュー・シングル「君との出逢い 〜good bye my days〜」がリリースされる訳ですが、この曲はいつ頃から作られていた曲なのでしょうか?
愛内:本格的に作り出したのは、RINA1MATSURIの後だと思います。『TRIP』を発表してR-LiveツアーとRINA1MATSURIが終わって、今年の大きな動きが一段落した事で、気持ちを切り替えて作る事が出来ました。

●ギター・サウンドが全面に出ていて、最近の曲とは趣きが違いますよね。
愛内:心機一転で、取り掛かったこの曲では、気持ち良く歌える曲を1番に作りたいと思ったんです。そこからアレンジの面で、ヴォーカルとオケが一緒になって、高揚していく感じが欲しいとリクエストした事で、ギターが入ってきて、段々バンド・サウンドに仕上がっていった感じです。

●出来上がったものを聴いた時、どうでしたか?
愛内:思った通り、ヴォーカルと一体となってサビでは爽快な感じになって、嬉しかったです。久々にギターソロも効いていて、ライヴでやると気持ち良さそうですね。

●アレンジ面で、その他にリクエストした事はありましたか?
愛内:切ないABメロと、爽やかなサビ・メロとが存在するので、それらが上手く展開していく様にとリクエストしましたね。その結果がバンド・サウンドに繋がったと思います。

●歌詞の内容は“別れ”がテーマになっていますが、前向きに進もうとする主人公の姿が描かれていますね。
愛内:別れは悲しいけど、そこで得たものって沢山あると思うんです。この曲は別れを歌った曲だけど、歌詞の中で“別れ”という言葉は使わず、その人との“出逢い”に感謝するという意味でタイトルも「君との出逢い」にしています。様々な出合いを通じて、次の場所に羽ばたいて欲しいという想いを込めて書きました。

●歌詞の中に出てくる“いつも いつも いつも”や“ずっと ずっと ずっと”という所が、繰り返す事で主人公の想いの深さが現れている様に感じました。同じ言葉を3回繰り返すのって、あまりないですよね?
愛内:言われてみたらそうですね。ここでは主人公の女の子の想いをしっかり伝えたいと思って繰り返してみました。

●こういうテーマで歌詞を書こうと思ったきっかけはあったのでしょうか?
愛内:デモ・テープを聴いた時、まず何かを一生懸命に伝えようとしているイメージを持ったんですね。メロディの切なさを活かしながら前向きに展開して、悲しみとポジティヴさを同居させる事でその一生懸命に未来を進んでいこうとする事が表現出来たと思い、出会いと別れというストーリーを持ってきました。

●主人公の女性がこういう心理状態になるまでには、すごく時間が掛かったんじゃないかと思いました。愛内さん自身はこの女性とリンクする部分がありますか?
愛内:そうですね。私が、ここまでなるには時間が掛かりますよ(笑)。そう考えると、もしかしたらこの曲は私自身が“こうなれたらいいな”と思う願望を表しているのかも。やっぱり大切な人と過ごした大事な時間をすぐに忘れる事は出来ないし、一緒に過ごした時間の記憶をキレイな思い出に出来るまでは、自分を立ち止まらせたり、自分自身にとってすごく重たくて、時々は怖いものになってしまいますよね。でも、そこで飛び立つ勇気さえあれば、どんな世界にも変えていけるんじゃないかな……と、この歌を作っている時に感じました(笑)

※この続きは誌面にて!!


愛内里菜

New Single
「君との出逢い 〜good bye my days〜」

2008.10.15 Release


GIZA studio
GZCA-4114 ¥1,260(tax in)
【初回限定盤】



愛内里菜

New Album
「君との出逢い 〜good bye my days〜」

2008.10.15 Release


GIZA studio
GZCA-7125 ¥1,050(tax in)
【通常盤】



愛内里菜

New DVD
「PREMIER SHOT #4 VISUAL COLLECTION」

2008.10.15 Release


GIZA studio
GZBA-8006 ¥3,990(tax in)