高岡亜衣

Mini Album
『ALL I WANNA DO』

2009.4.29 On Sale!!


音楽を楽しむという原点に立ち返って制作されたミニ・アルバム

●前作から約3ヶ月でのリリースとなりますが、今作『ALL I WANNA DO』はいつ頃から制作を進めていたんですか?
高岡亜衣(以下高岡):前作「Hello my sunshine」と同じ位に始まって、1月にリリースする時期には、ほぼ新曲4曲とも完成していました。

●タイトルに込められた意味を教えて下さい。
高岡:今作は音作りからジャケットまで、自分達(チーム高岡)のやりたい様に作らせてもらったので、全部私のやりたい事をやりましたという意味で『ALL I WANNA DO』というタイトルにしました。

●全体的にアコースティック・サウンドで構成されていますが、今作を作る時点での高岡さんの音作りに対するこだわりとは?
高岡:今までは、J-POPを作る上で、曲も歌詞もある程度狙ってというか、リアルじゃない高岡亜衣というイメージを作り上げている部分も少しあったんですね。それはそれで面白くてやりがいがあったんですけど、5年間の活動でいろいろやり尽くした気分もあって……。だから今回は、全体的にシンプルでざっくりしたサウンドなんだけど、本当に今までで1番等身大で、高岡亜衣の“素”という感じを出せる様に作りました。全然飾っていません(笑)

●シングル曲としてリリースされた「Change my life」、「Hello my sunshine」の他に、新曲4曲が収録されていますが、これは今回の作品のコンセプトに併せて書かれた曲なんですか? それとも以前から大事に温めていた曲なんでしょうか?
高岡:いつもシングルを作る時は、アルバムを見据えて曲選びをするんですが、今回もそんな感じで何曲かピック・アップしつつ、それを1曲1曲形にしていきました。

●今作で初収録となる新曲についてお話を伺いたいと思います。「Cry like a river」はオルガンとギターの音色がオールディな雰囲気で、歌詞も英詞が散りばめられていますが、曲を作る時はどんなイメージを思い浮かべて書かれたんですか?
高岡:この曲は、デモ・テープとしては、4年前位に作った曲で、イメージはちょっと陰気なロックって感じかな? 当時は、とにかくクオリティに関係なく、曲を沢山作っていた時期で、カッコイイ曲が出来たなぁとは思っていたんですけど、日本語で歌うのはなんか気が引けてずっとおいてあった曲です。表現力とか歌唱力とか、色んな意味で自由に出来る様になってきたなって自分の中で感じ始めて、日本語に限らず、英語でも自由に歌ってみたいなと思った時に、周りのスタッフもこの曲が良いって言ってくれたので、チャレンジしてみました。アレンジは、ざっくりと“アンニュイでカッコイイROCKにして下さい”って頼みましたが、ほぼお任せです(笑)。ギターもオルガンも凄くカッコ良くてお気に入りです!

●英詞の部分は曲を作る時に今の歌詞で固まっていたんですか?
高岡:デモ・テープでは、英語の単語を適当に並べて歌っていたんですが、その雰囲気を残したいなと思ったので、色々と足したり引いたりしてなんとなく意味を繋げてみました。本当は全部英語でいきたかったんですけど、“うん、無理っ!!”って思って日本語も入れました。この曲は、メッセージ性よりは、耳で楽しんでもらいたいですね!

●前作に引き続き、「I do it for your love」と「Don't wanna think of you」は一発録音で仕上げたという事ですが、レコーディングはスムーズに進みましたか? 
高岡:はい、スムーズに進んだと思います! 「Don't wanna think of you」は、歌詞も構成も決まっていたので、ほぼデモのコード進行のままアレンジをしてもらって、「I do it for your love」は、イントロはベースをフィーチャーしたいなと思ったので、それをミュージシャンの皆さんに伝えて演奏してもらいました。「I do it for your love」は、まだ歌詞も構成も決まっていなかったので、途中で、どう間奏を作るか会議とかをしたんですけど(笑)、ドラム・ソロだ!ってピンと来て、亀井俊和さん【from the★tambourines】にソロをお願いしました。だから、この曲は、イントロのベースと間奏のドラム・ソロが聴き所です。あっ、あとドラム・ソロ開けの岩井勇一郎さん【from 三枝夕夏 IN db】のギター・フレーズが超カントリーっぽくて、なぜかニワトリが走ってる姿が浮かびます(笑)

●レコーディングでの楽しい雰囲気が伝わってきますが、レコーディングはどういう雰囲気で行われるんですか? 何か面白いエピソード等があったら聴かせて下さい。
高岡:今回私は、ソファーに座って見ていただけなんですけど、最初は皆さん控えめに様子を伺ってるんだけど、合わせていく内にちょっと方向性が見えてきて、“もっと自由に自分を出して下さい♪”って言ったら、良い演奏にどんどん変わって行って、そしたら私も楽しくなってきて、“あ〜ここにお酒があったらいいのにな”って思っていました(笑)。何も無い所から、何かを作り上げるってやっぱり楽しいです。

※この続きは誌面にて!!

■高岡亜衣 OFFICIAL WEBSITE http://www.ai-takaoka.com/


高岡亜衣

MINI ALBUM
『ALL I WANNA DO』  

2009.4.29 RELEASE


GIZA studio
GZCA-5185  ¥1,800(tax in)