素直な言葉で綴られた歌詞と、柔らかいヴォーカルが紡ぎ出す極上のポップ・ミュージックは、さぁさからのメッセージが詰まった、ハッピーになれる魔法の歌!!
●タイトルの“ナチュリラ”という言葉の意味を教えて下さい?
さぁさ:ナチュラルとリラックスを足した造語なんです。全体を通して自分の素直な気持ちを書いているし、部屋とか車とかリラックスしている時とかに気軽に聴いてもらえたらなと思ってこのタイトルにしました。
●全体の統一感を出す為にテーマにした事は?
さぁさ:ジャンルでいうとロックやバラード、アコースティックとアレンジもバラバラなものが多いんですけど、初めてさぁさを聴く人に色んな面を魅せたかったので、どれか1曲でもその人の好みに合う様な曲があれば良いなと思ってバラエティに富んだ作品を作りました。夏のリリースなので、爽やかにハッピーになる様な曲という部分で統一感を出しました。
●アルバム曲について少しずつお話を伺いたいと思いますが、「ナチュリラ」はポジティヴで前向きな歌詞ですね。
さぁさ:これは、人を羨ましく思わなくても自分の良い所を活かせば良いんだよっていう、緩めの応援ソングです。自分に良い所があるから自分を好きになってくれる人がいる訳で、そこを壊さずに、そのままのありのままの君のペースでいったら良いんじゃないっていう事を書きました。
●歌詞の世界観は浮かんでいたんですか?
さぁさ:そうですね、ジャケットにも亀がデザインされているんですけど、[兎と亀]でいう亀を応援する様な、ゆっくりでも良いよ、ゴール出来るからっていう。そういう部分でジャケットとの繋がりを持たせています。
●「Darling -夏-」はキラキラしたメロディが夏っぽいですね。
さぁさ:これは3年位前に書いた曲で「Darling」ていう曲だったんですけど、今見たら若いなぁって思ってしまう位とにかくラヴラヴな歌詞だったので、夏のテイストを織り交ぜながら書き換えたんです。サウンドも爽やかな夏っぽいものになったので、夏にぴったりじゃないかなって思います。
●「melody」は一転して女の子の繊細な恋心が描かれていますが、曲の中で気に入っている部分はどんな所ですか?
さぁさ:付き合っているとか付き合っていないとか関係なく、好きだなと思う相手からメールや電話がきた時って、その人だけ違う曲にしていたりすると思うんです。鳴った瞬間にその人って分かるドキドキ感とか、そういう事を書けたら良いなと思って書きました。メロディがロック調なので、甘えている感じの歌詞と上手くマッチしている所が気に入っています。
●「グッナイ」温もりのあるメロディが優しいですね。
さぁさ:これは「グッナイ」っていうタイトルが先に出来て、割と最近書いた曲です。電気を消して眠る時って1人の時だったら特に何の物音もしないけど、相手が居るとその人のいびきなり寝息なり、ガサガサ動く音とか聞こえますよね。それを幸せの音として感じられている眠るまでの幸せな数分間を表現しました。この曲は男性にも聴いてもらいたいです(笑)
●「何万回」は夢に向かうまでの葛藤が描かれていますね。ご自分の体験談的な部分もありますか?
さぁさ:目指す目標があって、でもそのゴールに向かうまでには迷路で迷ったり、ぶつかったり色々あると思うんです。でもそれでも絶対そこに行ってやるっていうすごい強い意思を書きたくて詞にしました。すごく悩んでいる時に書いたので、その気持ちが良く現れているんじゃないかと……。サラリーマンであったり学生さん、それぞれ皆に夢があって、そこに向かうまでにはすんなり行けるわけじゃないっていうのは当たり前の事なんですけど、その辺を共感してもらえたらすごく嬉しいですね。
●「何故」は今作の中でも切ないメロディが印象的ですが、この歌詞はどういう時に生まれたんですか?
さぁさ:ポジティヴで明るい曲って自分らしいと思うんですけど、悩む事は勿論あるし、落ち込む事もあるし、そういう事って聴く人皆にもあると思うんです。だから敢えてそこをむき出しに見せてしまおうと思って書きました。どうしようもなくて、私ってなんでこんなんやろってたぶん1回でも皆が思った事あると思うんですけど、でもそれはその人だけが思っている事じゃないし、独りじゃないし、皆思うし、なんなら私が変わりに書きましょうかみたいな感じで(笑)。そういう皆の思いを代弁出来ていたら良いなと思います。
※この続きは誌面にて!!
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