B'zのニュー・アルバム『MAGIC』が11月18日にリリース!!
前作『ACTION』から約2年振り、オリジナル・アルバムとしては通算17枚目となる今作は、フジテレビ系月9ドラマ[ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜]主題歌として大ヒットを記録した、今年NO.1の話題曲「イチブトゼンブ」、SUMMER SONIC 09でのオープニング・チューンであり、スズキ スイフト TVCMソングでもお馴染みの「DIVE」、長崎・軍艦島で撮影されたMUSIC VIDEOも話題の最新ヒット・シングル「MY LONELY TOWN」、今秋に公開された、小栗旬主演の映画[TAJOMARU]主題歌「PRAY」等、ヒット曲・話題曲満載の全13曲で構成されている。なお、初回限定盤の特典DVDには、レコーディング映像や、夏のSHOWCASE、SUMMER SONIC 09のライヴ映像等、今年1月からのB'zを追ったスペシャル・ドキュメント・ムービー“マジカルバックステージツアー 2009”が67分も収録されているので、こちらも見逃せない。
今作を携え、来年1月からは、ドーム公演を含む待望の全国ツアー「B'z LIVE-GYM 2010“Ain't No Magic”」の開催も決定しているB'z。アルバム『MAGIC』の世界がライヴでどのように展開されるのか楽しみだ。
本誌では今作をクロス・レビューで紹介。『MAGIC』の魅力に迫る。
◆◆◆CROSS REVIEW◆◆◆
今作はこれまでのB'zのアルバムのどのアルバムよりも、エネルギーに満ち、重量感のある“ヘヴィ”なサウンドかもしれない。ここで言う“ヘヴィ”というのは俗に言う“うるさい”とか“やかましい”とかそういう事ではない。迷いのない緻密なアレンジ、高クオリティなTAKのギター・サウンドの上にちりばめられた、一言一言決して聴き逃したくないと思える稲葉の歌詞とメッセージ。それらをとことん追求しているその重厚感ある音(姿)を総括して“ヘヴィ”と呼びたい。よく音楽用語で“バラエティに富んだサウンド”という表現が使われるが、このアルバムはその真逆で、誤解を恐れずに言えば“バラエティに富んでいない”と言い切れる程どれもストレートで絶妙な統一感がある。アルバムの冒頭を飾る、身震いする程壮大なギターインスト「Introduction」から始まり、「Time Flies」「イチブトゼンブ」の1度聴いたら忘れられない強烈なギター・リフ&痛烈なメッセージ、「PRAY」「TINY DROPS」の切なく美しいメロディ、「Mayday!」「夢の中で逢いましょう」の、迫力あるブラス・セクションが印象的な軽快なナンバー等々……。どれもこれも本当に聴き応えのあるナンバーばかりだ。
昨年20周年を通過したモンスター・バンドがそのキャリアを一旦リセットしたかの様に、今作はロック・バンドのデビュー・アルバムが持ち合わせている瞬発力、信念、可能性に満ちている。B'zというバンドのデビュー・アルバム!(ペリー今村)
※この続きは誌面にて!!
■B'z OFFICIAL WEBSITE http://www.bz-vermillion.com/
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