ライブレポート♪

2018年04月03日(火)

「La PomPoライブ “The FINAL” 」2018.3.24 @六本木morph-tokyo LIVE REPORT

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3月24日(土)、YUKINO、 KIRI、 RIMA、 KAREN、 MISAKI、 HINAで構成された6人組ダンス&ボーカルユニット・La PomPonの解散ライブが六本木morph-tokyoで開催された。この日都心では桜の満開が発表され、ライヴが開催される六本木付近でも淡いピンクの花びらを春風が揺らし、別れと出会いが交差する季節の訪れを告げていた。

それは突然の発表だった。1月28日に満3周年を迎えた彼女たちは、大きく成長したその姿をduo MUSIC EXCHANGEで開催した2ndワンマンライブで見せていた。それからおよそ1カ月後の2月24日、「3周年以降の今後の可能性・将来性など総合的に鑑みた結果、グループとしての活動を終了とし解散をすることが決定致しました。」という公式発表があり、“もう、あの元気な6人の姿を見ることはできないのか!”と落胆していたラポンター(ファンの呼称)にとって、今回の解散ライブは悲しみが癒えない中でも嬉しい知らせだったに違いない。それを物語るかのように、当初予定していた18時からの夜公演のチケットは予約受付開始後に即完。多くの問い合わせが殺到し、急遽14時からの昼公演の開催が決定したという経緯だ。

様々な思いを巡らせながら開演の時を待っていると、数人のラポンターが先導役となり、張り裂けんばかりのLPPコールが湧き上がった。場内は開演前から独特の高揚感が漲り、オーディエンス達の間に堅い団結力が結ばれていくのを感じた。

18時。いよいよ開演の時が訪れ、ゆっくりと幕が上がった。ラポンター達の思いを受け取ってか、いつもと変わらないキラキラと輝く笑顔を咲かせたメンバー6人。お馴染みの幕開けを飾る「LPP DANCE ANTHEM」で1人ずつ名前がコールされると、キレ味鋭いダンスを披露した。そして、彼女達にとってかけがえのないデビュー曲「BUMP!!」へ。印象的な冒頭の円陣を組む姿もこれが最後だ。そんな感傷を打ち消すかのように、HINAが「La PomPonのラストライブにようこそ!みんな最高のBUMP!!しよう!」と大声であおり力強く加速させていく。メインヴォーカルを務めるYUKINOとKIRIの歌声は、これまでにも増してパワフルで伸びがあり、実に爽快だ。
曲が終わり、一瞬のドリンクタイムもラポンターは声を途切れさすことなくメンバーの名前を叫び続けた。そして、ZARDのカヴァー曲でありアニメ「名探偵コナン」のエンディングとなった「運命のルーレット廻して」では、渾身の歌声とクオリティの高いダンスで魅了。研修生からの5年間に磨き上げてきたスキルを遺憾なく発揮するパフォーマンスだった。

別れの時を暗示するかのようなピアノが流れ、客席からは再びむせび泣く声が響いた。ステージに目をやると、6人が横一列に並んで前を見据えたシルエットが浮かび上がっている。そして、「最後にこの曲を聴いてください」と、YUKINOが告げ、ラストの「サヨナラは始まりの言葉」へ。まさに新しい門出にぴったりな歌詞で、La PomPonにとっては「ここぞ」という大切な時に披露してきた特別な1曲で、本編を晴れやかに締め括った。

KARENの「以上、私たちは、My Girl×舞 Girl、La PomPonでした」のきっかけから、「ありがとうございました!」と言って一斉に深々と頭を下げ、ステージを後にした6人。そのステージングからは、平均年齢15歳でデビューしたあの頃からは想像もつかない、パフォーマーとしての自覚や在り方を最後まで貫き通そうとする、アイドル然とした立派な姿がうかがえた。

会場の外にまで聞こえる程の大きなアンコールが鳴り響く中、しばらくしてメンバーがそれぞれの思いをしたためた手紙を手にステージに戻ってきた。
この手紙の内容は、決して形式ばったものではなく、メンバー1人1人が自分の言葉で綴ったもの。ここまで赤裸々に思いを語るものかと驚くほど正直な内容だったが、やはり最後までラポンターに対して真摯に向き合いたかったのだろう。手紙の朗読は6人で20分以上もの長い時間を掛けて大切に行われた。

手紙の朗読が終わり、四方八方からすすり泣く声が聞こえ、しんみりとする中、KARENが意を決したように気持ちを切り替え、「改めまして皆さん、アンコールありがとうございます!寂しいままでは終われません。最後に私たちの大切なこの曲を歌って“The FINAL”を終わりにしたいと思います。それでは最後の曲聞いてください!「ろっぽんぎのうた♪」。」とコール。
軽快なイントロが流れ出すと、他のメンバーも涙を拭い、笑顔に。それに応えようと客席では、一部のファンが自主的に用意し、配られたラポンターカラーのオレンジのライトが無数に灯り始めた。
メンバーは肩を抱き寄せ合いながら歌い、YUKINOが「もっともっと大きな声を聞かせてください!」とあおって、会場全体でシンガロング。ラポンターとメンバーとの信頼と絆によって作り上げられてきたおよそ1時間半の解散ライブは、感動の中グランドフィナーレを迎えた。

曲が終わり、KARENがマイクなしの地声で、「ラポンターのみんなに愛されてLa PomPonは幸せでした! 今まで本当にありがとうございました!」と絶叫。他のメンバーも「ありがとうございました!」と声を張り上げ、深々と、長い時間をかけて、感謝の礼を捧げた。

涙と笑顔が入り交じる中、メンバーとラポンターはしばらくの間「ありがとう」と、言葉と心を交わし合っていた。するとRIMAが、「みんなの顔がよく見える照明にしてもらえますか?」と、リクエスト。客席側に照明があてられ、メンバーは改めて1人1人の顔を確認するように丁寧に見渡しながら感謝の言葉をかけていた。
「まだ帰りたくない」「終わりたくない」そんな言葉を口にするメンバー達だったが、「でも一生会えないわけじゃないからね。縁ってものがあればいつかまた会えますから。」とKAREN。グループいち元気印のHINAも「バイバイじゃなく。また会おうねで!みんな笑顔で帰ってね!」と明るく言い放ち、そして最後はリーダーのYUKINOによって、「ありがとうございました!!」と締め括られて、ついにLa PomPonの5年間の活動に終止符が打たれた。

その後終演のアナウンスが何度も流れる中、帰る気配を全く見せず、しばらくWアンコールを続けていたラポンター達。それは勿論、もう一度、いや何度でもまた、La PomPonと楽しい時間を過ごしたい!という願望であることは間違いないが、その傍らで、メンバー達の未来に向けたエールにも聞こえた。この解散はあくまでメンバーそれぞれの今後の可能性や将来性を鑑みた結果なのだ。「次なるステージで、さらにステップアップした6人をいつまでも待っている。それまでずっとアンコールをし続け、待っているよ」と。
彼女達ならきっとまた、今日のこのライブでの感動や、La PomPonの活動を通して得た経験を糧に、それぞれの場所で挑戦し続けるはずだ。その活躍に期待を寄せつつ、今はLa PomPonとして全力で5年間を駆け抜けてきた6人に、「おつかれさま! 本当によく頑張ったね! 楽しい時間をありがとう!」と、エールを贈りたい。

text by music freak magazine編集部

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■1st ALBUM『BEST OF La PomPon』
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<全形態共通楽曲>
[DISC 01]
01.BUMP!!
02.HOT GIRLS
03.謎
04.ヤダ!嫌だ!ヤダ! ~Sweet Teens ver.~
05.運命のルーレット廻して
06.サヨナラは始まりの言葉
07.想い出の九十九里浜
08.恋のB・G・M ~イマハ、カタオモイ~
09.Feel fine!
10.Mr.Lonely Boy

[DISC 02]
01.Give Me
02.恋はずーく☆ダンス
03.恋のABC
04.come on NOW
05.ふれんず
06.ろっぽんぎのうた ♪
07.Sunset Dream
08.Step by Step ~ろっぽんぎで頑張るワタシタチ~
09.Winter Magic

■初回限定盤A(2CD+DVD)
品番:JBCZ-9069〜-9070
価格:5,000円(税込)
<特典DVD>
「La PomPon 1stワンマンライブ 〜Power of LPP〜」2017.7.2 at TSUTAYA O-WEST
 
■初回限定盤B(2CD+A4サイズ写真集)
品番:JBCZ-9071〜-9072
価格:5,000円(税込)

■通常盤(2CD)
品番:JBCZ-9073〜-9074
価格:3,000円(税込)

<全形態共通封入特典>
直筆メッセージ[プリント]入り各メンバートレカ
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