ライブレポート♪

2018年08月01日(水)

焚吐「リアルライブ・カプセル Vol.3 〜解放運動〜」東京ツアーファイナル!! さらにデビュー3周年記念ライブ〜リ・リ・リボーン〜 開催決定

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「リアルライブ・カプセル Vol.3 〜解放運動〜」
2018.7.31 @渋谷WWW ライブレポート速報!

現役大学生シンガーソングライター焚吐が、「リアルライブ・カプセル Vol.3 〜解放運動〜」と題して行った東名阪ワンマン・ツアーの最終日を7月31日、東京・SHIBUYA WWWで迎えた。アンコールで「今までと違う焚吐を見せようと思った」と言ったが、その言葉通りアップデートした焚吐を見せた2時間になった。
白いチュニック姿で登場した焚吐は、5月にリリースしたミニ・アルバム『呪いが解けた日』でも幕開けを飾る「コントロール・ミー」からスタート。「焚吐です! リアルライブ・カプセル Vol.3 〜解放運動〜へようこそ!」と大きな声で挨拶し、4人のバンドメンバーと共に次々とノリのいい曲を繰り出しキレのいい身のこなしでステージ狭しと動きながら歌う姿は、以前と打って変わってアクティブで、促されるまでもなく手拍子をして盛り上がる満杯のファンを驚かせ喜ばせた。
デビュー曲「オールカテゴライズ」やTVアニメ「名探偵コナン」エンディングテーマ曲「ふたりの秒針」、また歌を作る原点となった辛い学生時代を題材にした「ティティループ」など、一段と表情豊かになった歌が彼の半生を垣間見せる歌詞をリアルに伝え、シンガーとしての存在感を強く感じさせる。それをさらに感じさせたのは、このツアーのために書き下ろした、17歳の時に他界した母親への思いを歌った「魔法使い」。この曲を弾き語りで歌うと、客席のあちこちから啜り泣きが漏れた。
その空気を一転させて後半は早口の朗読に挑戦した「ポエトリー」や、観客とともにタオルを振り回した「青い疾走」、みやかわくんとのコラボ曲「神風エクスプレス」などで最高潮を迎えた。

アンコールに応えて再登壇した焚吐は、14歳の頃と同じように今も孤独を抱えて生きているけれど「みなさんの前で歌ったり話している時は孤独を忘れることができる。みなさんもこのライヴの一瞬だけでも孤独や不安を忘れてくれたら、こんなに嬉しいことはないと思っています」と話し、「時速40000kmの孤独」を熱唱。それを最後の曲と告げたにもかかわらず、「物足りないのでもう1曲やっていいですか?」と「泣き虫レイニー」を披露。歌い終えた後もオフマイクで何度も「ありがとうございました!」と両手を上げて挨拶し、最後に「重大発表があります!11月26日、3周年記念ライヴが決定しました!」と告げてステージを降りた。
 (文:今井智子 写真:達川範一)

焚吐 リアルライブ・カプセルVol.3 ~解放運動~
7月31日(火)東京 SHIBUYA WWW セットリスト
1.コントロール・ミー
2.クライマックス
3.子捨て山
4.グリンプス・グランパ
5.オールカテゴライズ
6.ふたりの秒針
7.黒いキャンバス
8.ティティループ
9.アイロニ
10.魔法使い(新曲)
11.返してよ
12.ポエトリー
13.呪いが解けた日
14.青い疾走
15.君がいいんです
16.神風エクスプレス
‐‐‐‐‐‐‐‐Encore‐‐‐‐‐‐‐‐
17.僕は君のアジテーターじゃない
18.モラトリアム
19.夢負い人
20.時速40000㎞の孤独
21.泣き虫レイニー

焚吐 3周年記念ライブ 〜リ・リ・リボーン〜開催決定!!
日時:2018年11月26日(月) 
OPEN:18:30/START:19:00
会場:東京・TSUTAYA O-WEST
お問い合わせ:HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999
【チケット】
オールスタンディング 4,000 円(税込)
※ドリンク代別途必要
※未就学児のご入場はお断りいたします
一般発売日:2018年11月3日(土)

無料ファンクラブ『リアルタイム・カプセル』会員先行受付決定!
受付期間:2018年8月1日(水)18:00〜8月8日(水)23:59
お申し込みは、こちらから
https://takuto-official.com/member/auth/login 

■焚吐 HP http://takuto-official.com


2018年07月23日(月)

DAIGO ソロデビュー15周年公演は前代未聞の8変化!? 自身最長の4時間にわたる中野サンプラザ公演をレポート!

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 BREAKERZのDAIGOがソロデビュー15周年記念ライブ「DAIGO VS DAIGO☆STARDUST」を、デビュー日にあたる7月21日に中野サンプラザで開催した。
 DAIGO☆STARDUSTとは、BREAKERZ結成前の2003年〜2007年にDAIGOが行なっていたソロ・ユニット。“星から舞い降りてきたロック王子”というコンセプトの下、活動していたDAIGO☆STARDUSTは、ソロデビュー10周年の時に2夜限定で復活したが、その後再び活動を封印。以降、ソロ活動はDAIGO名義で行ってきた。しかし、今夜5年ぶりに突如甦ったDAIGO☆STARDUSTは、音楽以外の俳優業やタレント業などマルチに活躍するDAIGOに向け、“どちらが歌を真剣に思っているか戦わない?”と宣戦布告。“DAIGO☆STARDUST”と“DAIGO”によるライブバトルが勃発した。1人2役!?とも言えるエンタメ感満載のステージに多くのファンが熱狂した。

 まず先手はDAIGO☆STARDUSTだ。シンボルの巨大な羽を付け、氷室京介に提供してもらった記念すべきデビュー曲「MARIA」から戦いの火蓋が切られた。
 
T・レックス特有の古典的ポップ・ロックや、デヴィッド・ボウイに代表される艶かしい中性的な衣装を纏い、退廃的な世界観を放つグラム・ロックを基調としたDAIGO☆STARDUSTの楽曲は、センス溢れるサウンドと、DAIGO特有のハイトーンヴォイスがマッチした秀作揃いだ。今回のステージでも、耽美な世界観を放ちながらも耳触りの良いキャッチーな楽曲を次々と披露していった。
全身ミラーボールのようなシルバーが輝く電光衣装に着替えて披露した「The space toy」の後はゲストコーナー。今回のライブでは同じレコード会社の先輩にあたる3人のBeing Legend応援ゲストが、DAIGOの15周年を祝い駆けつけてくれたのだ。まず一人目に登場したのは大黒摩季。ドンペリを片手に「15周年おめでとう!」とロックに、かっこ良く登場した大黒は、「Beingも私が離れてる間にDAIGO君が入って華やかになったね。長くやってると色々な帰路があるけど、“MMSNSG”=“まだ まだ 先は 長い。しぶとく 頑張れ!”」 と温かなメッセージを送った。そして、DAIGOからリクエストしたという国民的人気ソング「ら・ら・ら」をコラボレーション。サビでは大黒のイニシアチブにより大合唱が沸き起こり、ホール全体にハッピーバイブが広がった。
 大黒退場後は、ライブに欠かせないアンセム曲「SUMMER ROSE」「I wanna be your star」を歌い上げ、観る者を魅了して止まないスペイシーなDAIGO☆STARDUSTのステージはエンディングを迎えた。

 後手はいよいよDAIGOのステージだ。1曲目の「無限∞REBIRTH」からパワー全開!続いてハードなデジタル・ロック「REVOLUTION EVOLUTION」などロックスピリット溢れる曲で攻めたかと思えば、MCでは自身が出演するCM「太田胃散」「セイバン」で歌唱しているCMソングで笑いを取ったり、はたまたレギュラー出演するTV番組の企画で生まれたバラード曲「I Wish」では聴く者の心を揺さぶり、客席と共に振り付けを重ねる「ジェラルミン」「POP☆CORN」ではコミカル&ポップな魅力を全開。実にバラエティー豊かなセットリストで常に高揚感を与え続けてくれた。
 さあここで2人目の応援ゲスト、倉木麻衣の登場だ。昨年BREAKERZの企画イベントライブ「10番勝負」で対バンを果たし、その時DAIGOが倉木をフィーチャーして制作した「ひらり舞い散る花のように」のレコーディング(※BREAKERZ10周年スペシャルアルバム『X(クロス)』収録)にも倉木が参加。親交を深めてきた2人がこの日コラボしたのは、倉木のヒットナンバー「Secret of my heart」だ。美しく澄んだ倉木のヴォーカルに、DAIGOが絶妙なコーラスでハモり、客席を釘付けにした。MCでは、「“CKM”=“超かっこいい MUSICを 発信し続けてください。”」とエールを送り、その他にも倉木自ら、“ドキドキする”=“DKDK”とDAI語で表現するなど終始アットホームなステージとなった。
 倉木がステージを去るも興奮さめやらぬ中、次に届けられたのはリリースされたばかりの新曲「今夜、ノスタルジアで」。GLAYのTAKUROがDAIGOのために書き下ろしたミディアムチューンで、これまでとはひと味違う男の哀愁が感じられるブルージーなナンバーだ。「生きていると辛いことや、自分に限界を感じることもあります。そういう時TAKUROさんに頂いたこの曲で元気をもらいます。そんな大切な曲を皆さんに届けたいと思います。」そう語り、ミュージックビデオ同様、アコギを弾きながら伸びやかに歌い上げた。
そしてラストは、亡き恩人への感謝の思いを込めたDAIGOにとって特別な一曲「YELL」で、渾身の歌声を響かせ、壮大に本編を締め括った。

 盛大な声援に迎えられたアンコールでは3人目の応援ゲスト、T-BOLANの森友嵐士が呼び込まれた。ステージに姿を現しただけで圧倒的な存在感を放つ森友を尊敬する先輩と紹介したDAIGO。そしてT-BOLANの名バラード「離したくはない」をセッションした。唯一無二の森友のヴォーカル、時を超えても色褪せることのない名曲にリスペクトを捧げ、一語一語に思いを込めたDAIGOのヴォーカルがエモーショナルに響き渡り、客席からは「最高〜!」の歓喜の雄叫びが上がった。そして、「“OOH”=“オンリー ワンの 星になれ!”」という激励のメッセージを残し、ステージを去る森友に惜しみない拍手が送られた。

 森友を送り出した後は、ファッションショーのごとく衣裳を早替えしながらのスペイシーショー! カウボーイハットにブルーのキラキラ衣裳が人気の「永遠のスペースカウボーイ」、巨大な蝶の羽を纏った「BUTTERFLY」、内側にカラフルな星が沢山描かれた全幅4メートルにもおよぶマントを翻しながら歌った「ROCK THE PLANET」と、オーディエンスを大いに喜ばせた。
 充足感に満たされる中、戦いを終えた両者が再びスクリーンに登場。DAIGO☆STARDUSTは敗北を認め、「僕は修行の旅に、色々な星を回ってくる」と告げて宇宙へと旅立ち、バトルは結末を迎えた。
 そして、衣裳を着替えステージに戻ったDAIGOは、改めて15周年の感謝の思いを真摯に語り、この日のラストナンバー、TAKUROが書き下ろした両A面のもう1曲のシングル「真夏の残響」を披露。大人のほろ苦いセンチメンタリズムを漂わせたメロディアスなナンバーを情感たっぷりに歌い上げ、終了後には、ソロデビュー15周年を記念したツアーの開催も発表されるなど、およそ4時間にわたるスペシャルなライブはフィナーレを迎えた。

 この15年、ミュージシャン以外でも活動の場も広げ、今では誰もが知るお茶の間の顔となったDAIGO。その多彩な経験と愛されるべきキャラクターを生かしたステージは、彼にしか生み出せない極上のエンターティナーショーだった。しかし、どんな衣裳を着ようとも、どんな芸能的手法を用いようとも、その根底にはティーンエイジャーから憧れ、築き上げてきたロックスピリットが宿っていることを感じさせるものでもあった。40代となった彼がこれまで培ってきた人間力を発揮し、今後ミュージシャンとしてどんな新しい世界を描いていくのか。その進化に期待したい。
(text:music freak magazine編集部)

<LIVE>
DAIGO ソロデビュー15周年記念ライブツアー

■2018年12月15日(土)大阪・バナナホール
■2018年12月16日(日)愛知・名古屋ReNY limited
■2018年12月24日(月・祝)東京・神田明神ホール
※詳細は後日発表。

<RELEASE>
DAIGO 5th Single「真夏の残響 / 今夜、ノスタルジアで」
NOW ON SALE

◇初回限定盤A
価格:¥1,800(税込)
【収録曲】
M1. 真夏の残響
M2. 今夜、ノスタルジアで
M3. 真夏の残響 ~Karaoke~
【特典DVD】
「真夏の残響」Music Clip+Music Clip Off Shot

◇初回限定盤B
価格:¥1,800(税込)
【収録曲】
M1. 今夜、ノスタルジアで
M2. 真夏の残響
M3. 今夜、ノスタルジアで ~Karaoke~
【特典DVD】
「今夜、ノスタルジアで」Music Clip+Music Clip Off Shot

◇通常盤
価格:¥1,000(税込)
【収録曲】
M1. 真夏の残響
M2. 今夜、ノスタルジアで
【封入特典】
※初回生産分のみ「DAIGOカード(全4種の内ランダムで1枚封入)」

<全形態共通特典>※連動特典応募用ID封入  

■Total Information
DAIGO Official Site http://daigo-official.net
BREAKERZ Official Site http://breakerz-web.net/
BREAKERZ Official Twitter:@BRZofficial0725 http://twitter.com/BRZofficial0725
BREAKERZ Official Facebook:http://www.facebook.com/breakerz.official


2018年07月12日(木)

ソロデビュー15周年!! 5thシングル「真夏の残響 / 今夜、ノスタルジアで」 CDリリース記念ミニライブ 開催!!! イベント前には、DAIGOの育った街〝下北沢〟で 原点回帰のCK!!

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DAIGO☆STARDUSTとしてメジャーデビューを果たしてから、今年で15年を迎えるDAIGO。15周年を記念してGLAYのTAKUROによって書き下ろされた2曲が収録された、5thシングル「真夏の残響 / 今夜、ノスタルジアで」を本日7月11日にリリースした。

今までのDAIGOのイメージを良い意味で裏切るような歌を歌って欲しいというTAKUROの想いも詰まった斬新な仕上がりになっており、さらに、TAKUROと共にHISASHIもギターとして参加し、アニバーサリーに相応しい15周年シングルとなっている。

そして、リリース日当日にはお台場 ヴィーナスフォート2F教会広場にて発売を記念したミニライブを開催。平日にも関わらず、会場には約800人ものファンやDAIGOを一目見ようと集まった人であふれ、イベント開始前から場内は賑わいを見せていた。

17:30、DAIGOが、ステージの正面扉より登場!
大きな歓声に包まれる中、今回のシングルから「真夏の残響」「今夜、ノスタルジアで」の2曲を熱唱した。
そしてトークでは、25歳でデビューして40歳になりました。皆さんに伝えておきたい言葉がありますと、DAI語で「JHA」、「15周年 本当に ありがとう!」そして、自分にも言いたい気持ちがあります「JHO」、「15周年 本当に おめでとう!」と感謝の気持ちを伝えた。

今回、「今夜、ノスタルジアで」のMVでは、DAIGOの育った街〝下北沢〟を舞台にDAIGO自身が、チラシを配っても受け取ってもらえない、演奏しても立ち止まってくれない、しがない40歳のストリートミュージシャンを演じ、TAKUROも、さすらいのギタリストとして共演。このMVにちなんで、イベント前にはサプライズでDAIGOの育った街〝下北沢〟にて、原点回帰のCK(=チラシ配り)を行い、街行く老若男女に1枚ずつ丁寧にチラシを配り歩いた。
チラシを受け取った街行く人たちは、いきなりのDAIGOの出現に戸惑いながらも興奮した様子でチラシを受け取っていた。

そして、来週7月21日(土)には、中野サンプラザホールで行われる、ソロデビュー15周年ライブ【DAIGO VS DAIGO☆STARDUST】を控えているDAIGO。
このライブに“Being Legend応援 Guestとして、森友嵐士(T-BOLAN)、大黒摩季、倉木麻衣の出演が発表された。

40代になった今だからこそ表現できる歌を、ソロの時はソロでしかできないことをテーマに、これからも色々なことにチャレンジし、歌い続けていくDAIGOから今後も目が離せない!


●INFORMATION●

<RELEASE>
DAIGO 5th Single「真夏の残響 / 今夜、ノスタルジアで」
2018年7月11日Release!!

◇初回限定盤A
価格:¥1,800(税込)
【収録曲】
M1. 真夏の残響
M2. 今夜、ノスタルジアで
M3. 真夏の残響 ~Karaoke~
【特典DVD】
「真夏の残響」Music Clip+Music Clip Off Shot

◇初回限定盤B
価格:¥1,800(税込)
【収録曲】
M1. 今夜、ノスタルジアで
M2. 真夏の残響
M3. 今夜、ノスタルジアで ~Karaoke~
【特典DVD】
「今夜、ノスタルジアで」Music Clip+Music Clip Off Shot

◇通常盤
価格:¥1,000(税込)
【収録曲】
M1. 真夏の残響
M2. 今夜、ノスタルジアで
【封入特典】
※初回生産分のみ「DAIGOカード(全4種の内ランダムで1枚封入)」

 <全形態共通特典>※連動特典応募用ID封入  


<LIVE>
ソロデビュー15周年記念ライブ【DAIGO VS DAIGO☆STARDUST】開催決定!!
さらに“Being Legend 応援 Guest”の出演も決定!

日程:2018年7月21日(土)
開場16:30/開演17:30
会場:中野サンプラザホール
Being Legend 応援 Guest:森友嵐士(T-BOLAN)、大黒摩季、倉木麻衣(順不同)

■Total Information
DAIGO Official Site http://daigo-official.net
BREAKERZ Official Site http://breakerz-web.net/
BREAKERZ Official Twitter:@BRZofficial0725 http://twitter.com/BRZofficial0725
BREAKERZ Official Facebook:http://www.facebook.com/breakerz.official


2018年07月11日(水)

7月10日(火) インディーズデビュー30周年の記念ライブここから新たなバンドの歴史が始まる・・・ 「約23年ぶりの全国ツアー(計23本)決定!」 「T-BOLAN×サイボーグ009、コラボレーション決定!」

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4人組ロックバンドのT-BOLANが7月10日(火)、東京・中野サンプラザで「30th Anniversary LIVE『the Best』~励~」を行った。
1988年7月22日、前身の「BOLAN」としてインディーズレーベル「YEAH」からEP「I WAITED FOR A TIME」をリリースし、インディーズデビューして今年で30周年。さらに7月10日は、1991年に「悲しみが痛いよ」でメジャーデビューした記念日だ。1994年3月19日の「LOOZ」ツアー以来の公演にもなった中野サンプラザは、開演前から約2000人の期待にあふれていた。
純白の紗幕に覆い隠されたステージ。場内が暗転すると、ノイジーなスチール音が鳴り響くと同時に、ステージを覆い隠した純白の紗幕にグリーン、オレンジ、マゼンタ、そしてターコイズブルーのカラフルな彩りが加わる。
「励(レイ)」
コンサートタイトルにもなった一文字が映し出され、ボーカル森友嵐士の「いくぜー!」の声とともに、会場のボルテージも一気に上がった。青木和義の印象的なドラムで始まる「Only Lonely Crazy Heart」でスタート。ステージデザインは普段は「黒」が基調ののイメージが強いが、この日は「白」に統一されていた。森友は「今夜が、俺たちとみんなとの第二章の始まりの日。またみんなと始まりを共できることが何より嬉しい」と話し、新たな幕開けを予感させた。
大ヒット曲「マリア」を歌い終えると、9曲目は「あこがれていた大人になりたくて」。ブルースロックを感じさせるこの曲のイントロは、ギターの五味孝氏とサポートベースの人時だけのセッションだ。すると、1階席の後方ドアが突然開き、森友と青木が登場。サプライズ演出に目を奪われる中、パフォーマンスを終えると、森友が呼びかけた。「皆さんおまちかね。奇跡の男、上野博文!」。大歓声の中、上野が手を振りながら登場し「ヒロフミー!」コールに「ありがとう!」と応えた。「Happiness」「刹那さを消せやしない」「Lovin’ you」「遠い恋のリフレイン」、そして「悲しみが痛いよ」「離したくはない」を上野もともに演奏。2015年にくも膜下出血で倒れた上野だが、リハビリの甲斐もあって、6曲に参加できるまでになった。
上野はアンコールの2曲にも参加。この日、会場限定で販売された最新曲「Re:I」を初披露した。コラボレーションが決まった、生誕80周年の漫画家・石ノ森章太郎の「サイボーグ009」のキャラクターも登場するミュージックビデオが流れる中、パワフルなサウンドを響かせた。
森友は今回のタイトル「励」について「励ますって、一方通行ではないなって。上野を励ますつもりで、僕らが逆に力をもらったり。それをまた周りで見てる人たちも勇気をもらったり。励ますっていう力はすごいエネルギーがあって、すばらしいと上野の生還を通じて改めて感じた。バンドって家族みたいなもの。励まし合う力、そこから復活が導き出された気がして、このタイトルになった。俺たちだけじゃなくて、みんなとのエネルギーの交換でもある。今夜、その始まりの日だと、そんな風に思ってます」。
さらに新曲については「この『Re:I』って曲は、お前(上野)のための曲なんだよ。いろいろ曲作りする中で、その中心には上野への思いがあった。俺たちだけじゃなくて、ここにいる全員がロックンロールスターという思いで、そこに行こうぜ!という曲。またここから愛し合っていこうぜ!」と意図を明かした。
この日の森友は上野だけではなく、MCでメンバーへの熱い思いや感謝を次々と語るシーンも象徴的だった。
青木に対しては「太陽みたいなヤツ。最初に会ったのは藤沢の駅のホーム。若い頃は対バンライブをやったりして、凹むときもあった。正面向いて歌うのがつらいときもあったんだけど、振り返って青木を見ると、パワーが充電できる。音だけじゃないんだな、俺たちの関係って」
五味に対しては「94年くらいかな? 同じ曲をずっと1年間スタジオで歌い続けたことがあった。来る日も来る日も、思うよう歌えなくて納得がいかなくて…。そんなとき、何も言わずにずっと横にいてくれたのはこいつ(五味)で。こんなこと言ったことないけど…。五味、ありがとな」。
30年の思いが詰まっていた。
再び動きだし、新たな魅力も見いだしたT-BOLAN。それを全国に伝えにいく旅路も決まった。9月19日(土)の埼玉・東松山市民文化センターを皮切りに、全国23都市でライブを行うことが決まった。全国ツアーは実に23年ぶり。森友は「これからどんどん動いていく。ついてこいよ! みんなの街で待ってて。よろしく!」。五味は熱さたっぷりに「(森友)嵐士が(のどの)不調で歌えなくなったところから、また歌える奇跡が起きた。上野が倒れて、またそこから奇跡が起きた。あとはバンドとして奇跡を起こすのみ。ツアーもあるけれど、アリーナでやるまで辞めないからな。よろしく!」。
また、T-BOLANから目を離せなくなる日常が、始まりそうだ。

[SET LIST]
1.Only Lonely Crazy Heart
2.悪魔の魅力
3.Bye For Now
4.おさえきれないこの気持ち
5.LOVE
6.じれったい愛
7.わがままに抱き合えたなら
8.マリア
9.あこがれていた大人になりたくて
10.Happiness
11.刹那さを消せしない
12.Lovin' you
13.遠い恋のリフレイン
14.悲しみが痛いよ
15.離したくはない
16.愛のために 愛の中で
17.SHAKE IT
18.傷だらけを抱きしめて
19.My life is My way
(ENCORE)
1.Re:I(新曲)
2.Heart of Gold

■T-BOLAN 30th Anniversary LIVE Tour 「the Best」~励~
約23年ぶりとなる本格的な全国ツアーが決定。
9月19日(土)、埼玉・東松山市民文化センターを皮切りに、全23公演。これまでに訪れたことのない地域も含まれており、初めてT-BOLANのライブを体感するファンも多くいることだろう。
90年代に成しえなかった日本全国、全県でのライブ開催という目標に向け、秋以降、T-BOLANはギアを上げて加速する。
http://www.beinggiza.com/zain/t-bolan/#the_best_rei

■T-BOLAN×サイボーグ009
2018年、インディーズデビューから30周年を迎えたT-BOLAN。同じ年、生誕80周年を迎える日本を代表する漫画家・石ノ森章太郎。
T-BOLANのメンバーも、多感な時期に様々な石ノ森作品に触れた世代。
今年初め、たまたま知り合った両社のスタッフ間で、共に周年というタイミング「何かご一緒出来ないか?」という話し合いの場が幾度となく重ねられる中、森友は『サイボーグ009』の原作本を読みかえしてみると、俺たちと共通する点が多い・・・。「009の仲間・チームで助け、励まし合う姿が、T-BOLANとリンクする。自分が歌えなくなった時、上野が倒れた時・・・、互いに励まし合ってきたじゃないか? T-BOLANとサイボーグ009。新曲のテーマに通ずる点もある。ここから何かを創りあげていきたい。」
そんな想いから、本日初公開された、新曲「励」のミュージックビデオにも、サイボーグ009とコラボレーションする瞬間が入っているなど、今後、両者の間で様々なコラボレーションを予定している。

T-BOLAN オフィシャルホームページ
http://www.beinggiza.com/zain/t-bolan


2018年07月11日(水)

「AKIHIDE MUSIC THEATER -Electric Wonderland-」 @マイナビBLITZ赤坂 2018.7.5 LIVE REPORT

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6月20日にソロとしては6枚目にあたるニューアルバム『機械仕掛けの遊園地 -Electric Wonderland-』をリリースしたBREAKERZのギタリスト・AKIHIDEが、自身の誕生日にあたる7月5日にマイナビBLITZ赤坂にて「AKIHIDE MUSIC THEATER -Electric Wonderland-」を開催した。
ちょうど2年前の誕生日に行ったライブ「AKIHIDE MUSIC THEATER 想い出プラネタリウム」で披露した「プラネタリウム」と「Wonderland」から新たな作品への構想が始まり、その後に行った「AKIHIDE Premium Night Show 月の舟」、そして昨年9月から四季をテーマに秋、冬、春、夏と開催してきた「AKIHIDE SEASON LIVE 2017-2018」で、まだ作品化していない楽曲たちを披露しながらビルドアップしていき、1つにまとめ上げ、新作の完成へと繋げていった。これまでよりもじっくりと時間を掛け、新たな発見もある中でより作品と向き合いながら完成させた新作は、ギターと唄、そしてストーリーや作画を自ら手がけた120ページに及ぶ絵本で紡いだ、彼のマルチラテラルな才能を注ぎ込んだ作品になっている。多彩なサウンドアプローチによって感性が刺激される楽曲たちと、現実社会や人生への問題提起をはらみつつもファンタジックな世界へと引き込んでいく絵本によって、非日常へと誘っていく。そんな作品の世界観を体現すべく、今回のライブが開催されたのだ。SEASON LIVEの集大成とも位置づけられたスペシャルな一夜となったライブの模様をレポートした。

まことしやかに“雨男”の異名を取るAKIHIDEの本領発揮か!?と心配された雨雲も去り、空が明るさを取り戻した赤坂周辺は、開場の17時半よりも前から多くのファンで賑わっていた。ライブ開始は19時。少し早めの開場となったのは、彼がこれまでに創作してきた数々の作品を展示したアート展が館内で開催されるからだ。こうしたアート展は、2年前にEX THEATER ROPPONGIで開催した「想い出プラネタリウム」の時以来2度目となる。館内には、記念撮影が行えるニューアルバムのジャケット写真のセットの再現や、絵本の原画の一部、アルバムが出来上がるまでの制作風景を捉えたメイキングPHOTO、構想やアイデアをメモした手書きノートの実物など、クリエイターとしての類い稀なる才能に加え、緻密さや実直さ、作品に対する彼の深い思い入れが感じ取れる空間が広がっていた。また2日後に控えた七夕にちなんで、会場に展示された「願いの樹」に願い事を書いて飾るというファン参加型の企画も行われた。AKIHIDEを始めバンドメンバーや、絵本の主人公であるお化けロボットのフィーリーや、その大切な存在となるリスのアリスの願いも飾られるなど盛り沢山の内容で満喫させてもらった後は、いよいよお待ちかねのライブの幕開けだ。

定刻の19時になると突然暗転。時計の秒針が刻一刻と時を刻む音が鳴り、まるで時空をタイムトリップするようなスペーシーなSEが場内を包み込む中、下手からバンドメンバーが姿を現した。少し間をおいてAKIHIDEが登場。ステージ中央に到着したところで、絵本冒頭の一節を朗読し始めた。そして「ようこそ! Electric Wonderlandへ。」と言って放たれたオープニングナンバーは、CD同様「プラネタリウム」だ。エレクトリカルなアプローチでありながら、ライブでは一音一音にプレイヤーの息吹が感じられるような、よりヒューマンな演奏で魅了してくれた。
「音の魔法を操る素敵なミュージシャンと一緒に、その深く深くへと旅していきましょう。さあ不思議な時間の始まりです。」
そう静かな口調で語り、2曲目もニューウェーブの要素が強調されたナンバー「Wonderland」を披露。曲中で早くもメンバー紹介を挟み、ミュージシャンたちに敬意を払うといった、いかにもAKIHIDEらしい懇切さを窺わせた。
続いては、「春に舞う綿毛の弾むような気持ちを込めた楽曲です。」と紹介された「タンポポ」。高音から低音まで奥行きのある音色を饒舌にアコギで奏でていく。ソロパートでは各人が超絶テクニックでオーディエンスを虜にしていった。
ここで再びAKIHIDEがストーリーテラーとなり、絵本の世界へと導いていく。このように、この日のライブは曲間でAKIHIDEのナビゲートを挟みつつ、音の旅を進行させていった。殺伐とした物憂げな世界観を複雑な構成や変拍子を組み込んだサウンドで構築した「砂の海」、ガットギターの切なくも温かな音色と優しい歌声が心を揺さぶった「ブリキの花」、独特な雰囲気を纏ったアダルトなナンバー「月夜のララバイ」ではウッドベース、ピアノ、アコギ、ソプラノサックスへと、凄まじい高速フレーズのソロの応酬を繰り広げ、場内をひと際湧き立たせた。終始絶妙な音量バランスと、安定したリズム、計算し尽くされたフレージングで支える城戸絋志のドラムも素晴らしい。
次の「月の舟」はAKIHIDEが1人残り、アコギの独奏を届けてくれた。力強くつま弾かれた弦の響きが何とも心地よい包容力を醸し出し、オーディエンスはみな自然と音に身を委ねている様子だった。続く「Namida」は、小林岳五郎の豊潤なピアノと、AKIHIDEの柔らかなガットギターの音色のみのアレンジで披露。2人の美しい音像がいつまでも胸を締め付ける名演だった。
中盤を迎え、メンバー全員がステージに戻り届けられたのは「風の歌」。サックス奏者の中村尚平が奏でる情緒豊かなフルートの音色、アルコ奏法で届けられた砂山“Sunapanng”淳一の卓越したウッドベースソロ、風が吹く様子をストラトで巧みに表現したAKIHIDEのギターテクニックと、ブラボーなプレイが次から次へと繰り出されていく。この日最も激しさを増した「瓦礫の王様」でも各人のテクニックがステージを彩り、それぞれの個性を浮かび上がらせた。そして、ニューアルバムを象徴する1曲とも言えるヴォーカルナンバー「Ghost」をドロップ。サウンド、歌詞、歌声が三位一体となり、表現者としてのさらなる進化を感じさせてくれた。
さあ、ここでスペシャルゲスト、奇跡の歌声と称される注目のシンガー蓮花が呼び込まれた。絵本に登場する天上の声を持ったキャラクター“時計姫”のイメージに合うとAKIHIDEからのオファーを受け、アルバムの1曲「My Little Clock」のヴォーカルを彼女が務めている。この日も、ポリリズムを多用した複雑なサウンドの中で、清らかに響き渡る見事な歌声を聴かせてくれた。さらにもう1曲、『天空の城ラピュタ』の主題歌「君をのせて」を蓮花のヴォーカルによりカバー。旅情感溢れる演奏と、伸びのある歌声ですっかりフロアを掌握した。堂々たるステージングで花を添えた蓮花の今後にも期待したい。
本編残すところ2曲となり、シーズンライブでもお馴染みの人気曲「朝顔のマーチ」が登場。オーディエンスの息のあったクラップで一体感を増し、ドラムとベースのシャレた掛け合いも楽しかった。そしてラストはCDでも最後に収録されている「夕凪のパレード」だ。MCでは、
「僕は夕焼けを見るのが好きです。それは決して同じ夕焼けが二度と見れないからかもしれません。綺麗だなと夕焼けを眺め、目を閉じ、また開いた時には夕焼けはオレンジから深い紫に、そして夜の黒へと色を変えていきます。僕達は色んなものを手にしては失くしていきます。でも何かを失くす事で手に入れたものやその景色を奇跡と感じられる事が出来るのであれば、失くす事もまた奇跡の1つなのかもしれません。今日のこの素敵な時間も終わっていきます。この瞬間、皆さんと出会えた奇跡を大切に、感謝の思いを噛み締めながら次の楽曲を送りたいと思います。皆さんにとってまた素敵な朝日が昇ってくることを願って。」と彼らしいメッセージを届け、開放感に満ちた癒しのナンバーで本編を締め括った。

アンコールは、バンドメンバー&スタッフからのサプライズでAKIHIDEの誕生日を歌とケーキで祝う場面から。AKIHIDEは「聴いてくださる皆さんが居るからこそ色んな音楽に挑戦でき、今作も全身全霊を尽くして作ることができました。誕生日というのは僕にとってお祝いしてもらうというよりも、応援してくださる皆さんに感謝すべき日なのかなと改めて思いました。本当にありがとうございます。」と、心からの謝意を表した。
そして、七夕にちなんで「星祭りの夜に」、ソロライブの定番曲「黒猫のTango」の2曲をインプロビゼーションをふんだんに盛り込みながら届け、およそ2時間半にわたるライブは華々しくエンディングを迎えた。
出演者全員での挨拶の後、1人残ったAKIHIDEは再び絵本を取り出し、「最後に1つ歌を送らせていただきたいと思います。」と告げ、物語のラストに登場する「おやすみの歌」を大切に読み上げ、晴れやかな笑顔を咲かせながらステージを後にした。

ニューアルバムに添えられた絵本は、棄てられた遊園地にひとり残されたお化けロボットのフィーリーが、“大切な想い出と新しい自分に出会う物語”だ。今日のライブも同様に、ある人は郷愁を、ある人はまだ見ぬ明日への希望を、彼らの素晴らしい演奏によってそれぞれの胸に宿らせたことだろう。そしてこの感動をタネに、AKIHIDEはまた次の作品の花を咲かせてくれるに違いない。
音、コトバ、絵、歌声……自身の持つ様々なクリエイト能力をさらに磨き上げ、「ジャンル=AKIHIDE」とも言うべきブルーオーシャンな道をこれからも意欲的に切り開いていって欲しい。

Text:music freak magazine編集部
Photo:達川 範一(Being)

「AKIHIDE MUSIC THEATER -Electric Wonderland-」
2018.7.5@マイナビBLITZ赤坂 セットリスト


1. プラネタリウム
2. Wonderland
3. タンポポ
4. 砂の海
5. ブリキの花
6. 月夜のララバイ
7. 月の舟
8. Namida
9. 風の歌
10. 瓦礫の王様
11. Ghost
12. My Little Clock ※Vo.蓮花
13. 君をのせて(カバー) ※Vo.蓮花
14. 朝顔のマーチ
15. 夕凪のパレード

※アンコール
en.1 星祭りの夜に
en.2 黒猫のTango